では具体的に、善玉常在菌の働きとパワーについてご紹介していきましょう。常に私たちの肌というのは、ごく自然に新陳代謝を繰り返しています。洗顔の後、何もつけない状態で多少のツッパリはざ感が合ったとしても、時間が経つといつの間にか肌にはちゃんと潤いが戻っているはずです。
この潤いは、いったいどのようにして生まれているのでしょうか?私たちの皮膚というのは、表皮、真皮、皮下組織の3層で構成されています。真皮は皮膚の張りや弾力をつかさどる部分なのですが、この真皮そうにある汗腺から出てくる汗と、皮脂腺から分泌される皮脂とが、皮膚表面で、自然に混ざり合って皮脂幕(オイルシート)という天然クリームが作られます。
そう、これが潤いの正体。この天然クリームが、外界のさまざまな刺激から肌を守り、有害なものの侵入を防ぎ、体内の水分を保つという大切な働きをしてくれているのです。この働きをバリアー機能といって、肌の極自然な営みとした、皮膚を保護しているわけです。
でも良く良く考えてみると、本来、水戸と油は分離してしまうもので、汗と皮脂も同じこと。そのままでは決して混ざり合うことが無いはずです。それなのに、どうして表皮で天然クリームができるのでしょうか。実はここに重要な秘密が隠されていました。さまざまな研究の結果、発見されたのが善玉常在菌の存在。この常在菌の出す代謝物が、汗と皮脂を入荷して混ぜ 合わせるという大切な働きをしていたのです。