2025年10月16日
映画「国宝」を観てからすぐに原作本を買って読んでいたのですが、今朝読了しました。
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感想は…
映画を先に観て良かった![]()
歌舞伎を観たことがない私は、映画の中での歌舞伎の舞台美術や、衣装、舞踊が目で見られたのは原作を読むにあたりとても助けになりました![]()
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映画は3時間を超える大作ですが、やはり原作の内容とは大きく違うところもあり、
でも、とても大切な部分はちゃんと抜けがなく表現されていて、脚本の素晴らしさというのを確認できました。
長崎の任侠の世界に生まれた少年が上方歌舞伎の部屋子となり、上方歌舞伎の衰退とともに舞台は東京へ。
フィクションのような、ノンフィクションのようなところも読みやすいです。
(この人はもしかしてあの人かな?)
などと想像しながら読むのも楽しかった。
劇中とはかなり違うところもあり、
長崎時代の幼馴染、徳ちゃんの存在が続くところや
(まさかの最終章での登場もあり。50年という時の流れと、中国で大化けした徳ちゃんのその後がわかって、最後までかっこよかったな)
人気と実力が右肩上がりの頃のパリ公演の大成功などもキラキラ感すごかったし。
一方で、梨園という華やかな世界の実は、身銭を切って地方巡業をしていたり、興行会社もいろんなやり方で歌舞伎をヒットさせる仕掛けをしたりと、
エンタメの世界の法則も描いていておもしろい。
芸の世界は本当に大変なんだな、と。
上巻、下巻と長編小説ですが、とても読みやすく、
お話し口調の文体、それもやわらかい船場言葉なので、
読んでいる私の頭の中は全て関西弁に変換されて黙読していました![]()
なぜか亡くなった父のことがとても思い出されて、
父もこんな船場言葉だったなあ…と。懐かしくなりました。
やっぱり喜久雄のロールモデルはあの方なのかな![]()
鷺娘 坂東玉三郎
画像はお借りしました
世界中の一流バレエダンサーが絶賛した「鷺娘」
もう映像でしか観ることができませんが。
久しぶりに胸がいっぱいになる読書体験でした![]()
今日もお読みいただきありがとうございます![]()

