2025年9月15日
先週、映画「国宝」を観てきました
大ヒット ロングラン上映中です。
夕方からの上映時間でしたが、観客は30人名程。
高齢者6割、私くらいの世代の中年が3割、若者1割という印象でした。
85歳の私の母も、友達と観に行ったそうです。
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感想
(ネタバレあり)
吉沢亮と横浜流星の演技が期待以上に素晴らしかった…![]()
芸の道を極めるというところの狂気とか危うさは「ブラックスワン」に通じるものがあります。
3時間は映画として長編だけど、退屈する間もなく映像の美さ、歌舞伎の舞台、舞踊の素晴らしさ、ストーリーの良さ、演者の演技力、どれを取っても大作です。
舞踊家、田中の芸術性はほんとに化け物だし…すごかった。
渡辺謙も、年輪が刻まれているかのような重厚な演技が更に作品を奥深いものにしていた。
ただ、やはり長編映画とはいえ少し気になるところは後半、喜久雄がカムバックするところ、え?そんな簡単に?という印象だったな…。だって、
ドサ回りしていた不遇の時代、あんなに辛くて、屋上のシーンに胸を打たれんだけどな…。(このシーンはいちばん感動でした
吉沢亮のアドリブだったと聞いてびっくり
)
愛人の娘、綾乃のシーンもちょっと興醒めだったかな...。
あのシーン必要だったんだろうか....。
吉沢亮、横浜流星の歌舞伎のシーンは、じゅうぶんな表現力があるのにオーケストラのBGMがやりすぎのような…
せっかくの素晴らしい歌舞伎の舞台と、お囃子があるのにそのうえにオーケストラの大音量がかぶさってて、ちょっともったいないような印象…

映画としてはその方が演出効果があったり、華やかになるのかな。
ともあれ、
「血」か、「才能」か。
日本の伝統芸能の世界ってすごい

と思わせてくれる作品でした。
もう10年以上前ですが、クラシックバレエが好きな時があって、クラシックの有名な演目や、コンテンポラリーの舞台もよく観ていたのですが、舞踊の魅力は歌舞伎も同じなんだな、と思い
この映画を観て、歌舞伎に興味出てきました
昨日買った本を明日からの入院に持っていきます

日本アカデミー賞は「国宝」でいっぱいになりそうですね。
海外では
トロント国際映画祭で受賞すれば米アカデミー賞の国際長編映画賞も可能性が出てくるそうで、そちらも楽しみです

