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「フランス映画祭2010」で来日したセドリック・カーン監督
仏女優ジェーン・バーキンさんが団長を務めた「フランス映画祭2010」(18~22日)が開催され、長編14作と短編9作が公開された。出品された長編映画「リグレット(LES REGRETS)」は、15年ぶりに偶然再会した元恋人同士の男女に若き日の情熱がよみがえり、日常生活を崩壊させるほどに恋に狂っていく……という、大人の激しいラブストーリー。来日したセドリック・カーン監督に話を聞いた。【松村果奈/毎日新聞デジタル】
映画「リグレット」の中心人物、マチューとマヤをそれぞれ演じるイヴァン・アタルさんとヴァレリア・ブルーニ・テデスキさんは、現在の仏映画界を代表する演技派俳優で、ともに監督業も経験している。カーン監督は、2人について「彼らはこの作品で俳優として採用されたので、監督としての意見は何も聞いていません。ただ非常に強い個性の持ち主でしたから、時として意見が一致しないこともありましたが、とてもこちらをリスペクトしてくれました」と明かす。
母親を亡くしたマチューは、仕事上でのパートナーでもある妻リザがいるにもかかわらず、かつての恋人マヤとの関係におぼれていく。脚本も手がけたカーン監督は「母親が亡くなったときは、彼(マチュー)にとって混乱の極地で、世界や物事が違ったように見えてしまったのではないかと思います。全くの孤独に陥ったのです。リザとマヤは非常に対照的です。片方は社会的な地位もきちんと持っていて、もう片方は情熱的で狂気にさえ走るような人。どうしても男はそういう女性に引かれてしまうものなので、確かに対照的な2人として描いています。リザは非常に知的な頭脳の持ち主ですし、その頭脳によって自分の生き方を律し、戦略的に実行していく人ですが、マヤはまったくそんな戦略なしに、その場の情熱にほだされる人です」と、マチューを取り巻く2人の女性の個性について話す。
家庭を持つ男が、かつての恋人に再会する……というテーマは、フランソワ・トリュフォー監督の「隣の女」(81年)にインスパイアされたという。「隣の女」は日本でもしばしば取り上げられる情死という結末だが、本作品についてカーン監督は「フランス文学にも、情死という悲劇まで到達する作品はいくつもありますが、私のこの映画にかんしては悲劇ではないので、情熱的なひとときは過ごすものの、最終的には理性を取り戻していきます。(情死という結末は)私の作品の題材にしたいとは思いませんでした。マヤとの出会いと別れは、ビフォー、アフターのように、再生していくきっかけになるのではと考えます。マヤに再会するまで彼はいろいろと行き詰まっていて、物事がうまく回っていなかったけれど、マヤに出会ったことで足りなかったものを見つけ、先に進むことができた。15年前は関係を早くあきらめすぎたので、この恋を完結する必要があったのです」と2人が恋におぼれた理由について語った。
98年の「倦怠」でも、男性を虜(とりこ)にするファムファタル(運命の女)的な女性を描いていることについては「彼女たちは私にとっては全くファムファタルではないんです。作中の男性が出会った女の中にファムファタルを見いだして、狂っていくということがあるんですが、私にとってはごくごく普通の魅力的な人であって、言うなれば出会いがファタル(運命)。私にとってのファムファタルは戦略を持って男をダメにするような女性。私が描いたヒロインたちは自然で、ありのままの女性なんです」という。
最後に、仏映画らしいともいえる激しい愛を描いた本作について「ある種、普遍的、永遠であり、また不可能な物語として見てほしいと思います。ありえそうもない特別な物語であり、あくまでも幻想だということ。描きたかったのは恋愛というよりも、パッション(情熱)。パッションというのはフィクション、そう、映画のようなものです。このテーマが映画を要約していると思います」とまとめ、「4度目の来日になりますが、日本での滞在は最高です。静かで人は優しいですし、食べ物はおいしいですし、いつも楽しみです。ぜひ仏映画を見てください。私にとって自分の作品が世界中を回って多くの人に見ていただくというのが、大事なんです。フィクションは普遍的なものなので、ぜひ多くの人に見ていただきたいです」と日本の観客に向けメッセージを送った。
<プロフィル>
1966年生まれ。パリ高等映画学院で学び、92年に映画監督としてデビュー。「幸せすぎて」でジャン・ヴィゴ賞およびカンヌ国際映画祭のユース賞を受賞。代表作に「倦怠」(98年)、「ロベルト・スッコ」(01年)、「チャーリーとパパの飛行機」(04年)など。
※この記事の著作権は引用元にあります
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映画「リグレット」の中心人物、マチューとマヤをそれぞれ演じるイヴァン・アタルさんとヴァレリア・ブルーニ・テデスキさんは、現在の仏映画界を代表する演技派俳優で、ともに監督業も経験している。カーン監督は、2人について「彼らはこの作品で俳優として採用されたので、監督としての意見は何も聞いていません。ただ非常に強い個性の持ち主でしたから、時として意見が一致しないこともありましたが、とてもこちらをリスペクトしてくれました」と明かす。
母親を亡くしたマチューは、仕事上でのパートナーでもある妻リザがいるにもかかわらず、かつての恋人マヤとの関係におぼれていく。脚本も手がけたカーン監督は「母親が亡くなったときは、彼(マチュー)にとって混乱の極地で、世界や物事が違ったように見えてしまったのではないかと思います。全くの孤独に陥ったのです。リザとマヤは非常に対照的です。片方は社会的な地位もきちんと持っていて、もう片方は情熱的で狂気にさえ走るような人。どうしても男はそういう女性に引かれてしまうものなので、確かに対照的な2人として描いています。リザは非常に知的な頭脳の持ち主ですし、その頭脳によって自分の生き方を律し、戦略的に実行していく人ですが、マヤはまったくそんな戦略なしに、その場の情熱にほだされる人です」と、マチューを取り巻く2人の女性の個性について話す。
家庭を持つ男が、かつての恋人に再会する……というテーマは、フランソワ・トリュフォー監督の「隣の女」(81年)にインスパイアされたという。「隣の女」は日本でもしばしば取り上げられる情死という結末だが、本作品についてカーン監督は「フランス文学にも、情死という悲劇まで到達する作品はいくつもありますが、私のこの映画にかんしては悲劇ではないので、情熱的なひとときは過ごすものの、最終的には理性を取り戻していきます。(情死という結末は)私の作品の題材にしたいとは思いませんでした。マヤとの出会いと別れは、ビフォー、アフターのように、再生していくきっかけになるのではと考えます。マヤに再会するまで彼はいろいろと行き詰まっていて、物事がうまく回っていなかったけれど、マヤに出会ったことで足りなかったものを見つけ、先に進むことができた。15年前は関係を早くあきらめすぎたので、この恋を完結する必要があったのです」と2人が恋におぼれた理由について語った。
98年の「倦怠」でも、男性を虜(とりこ)にするファムファタル(運命の女)的な女性を描いていることについては「彼女たちは私にとっては全くファムファタルではないんです。作中の男性が出会った女の中にファムファタルを見いだして、狂っていくということがあるんですが、私にとってはごくごく普通の魅力的な人であって、言うなれば出会いがファタル(運命)。私にとってのファムファタルは戦略を持って男をダメにするような女性。私が描いたヒロインたちは自然で、ありのままの女性なんです」という。
最後に、仏映画らしいともいえる激しい愛を描いた本作について「ある種、普遍的、永遠であり、また不可能な物語として見てほしいと思います。ありえそうもない特別な物語であり、あくまでも幻想だということ。描きたかったのは恋愛というよりも、パッション(情熱)。パッションというのはフィクション、そう、映画のようなものです。このテーマが映画を要約していると思います」とまとめ、「4度目の来日になりますが、日本での滞在は最高です。静かで人は優しいですし、食べ物はおいしいですし、いつも楽しみです。ぜひ仏映画を見てください。私にとって自分の作品が世界中を回って多くの人に見ていただくというのが、大事なんです。フィクションは普遍的なものなので、ぜひ多くの人に見ていただきたいです」と日本の観客に向けメッセージを送った。
<プロフィル>
1966年生まれ。パリ高等映画学院で学び、92年に映画監督としてデビュー。「幸せすぎて」でジャン・ヴィゴ賞およびカンヌ国際映画祭のユース賞を受賞。代表作に「倦怠」(98年)、「ロベルト・スッコ」(01年)、「チャーリーとパパの飛行機」(04年)など。
※この記事の著作権は引用元にあります
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