誰かが「結構カッコイイんじゃない?」と
言っていたけれど、アタシは全く関心なかった。




強いて言うなら苦手なタイプ?

絶対アタシなんて嫌ってるだろうと。





だから常に距離を取ろうとしていた。

近づいちゃいけないと。





でも、何故だか一緒に居る時間が増えて。

そしていつの間にか側にいるのが

当たり前になっていた。






初めて貴方の部屋で眠った晩の事。




目覚めてトイレに行く為に貴方の腕枕を外したら

その腕は必死に何かを探すように動き。

そしてまるでアタシを抱きかかえるような形で止まった。





いそいで戻り腕の中に入り込むと

確認するかのように腕に力がこもった。






その瞬間とても切なくて。

貴方がとてもいとおしくなった。




眠っていても無意識に求めてくる腕に

泣きそうな程幸せになった。











アタシは今でも覚えてる。

初めて抱きしめられて眠った夜の事を。