話が面白いのは当たり前。
だって原作は偉大なる、吉田秋生。
話が古い印象なのは当たり前。
だって二十年以上前の作品。
けど
この原作者を知るものならば、敬意を払ってみたい「吉祥天女」。
のはず。
が。
一番の望みは
ヒロインを代えて取り直して欲しい。
杏ちゃんが嫌なわけはない。上手い女優だとおもう。
けど
小夜子さんではない。
ましてや、杏ちゃんがいる画面内で、「小夜子」と呼ばれたら、「六番目の小夜子」を思い出すじゃないか。
そして。
演出。
久しぶりに見たというか、今の時代にやってもいいのか?
車を追いかける女の子が転ぶ場面。
うーん。
それと
ライフル持った逃亡犯相手に
拳銃ですか?
おい。
石川県警、それでいいんですか。
いや、監督に言わなきゃならないことですが。
しかも、かなり距離あったぞ。
本当に当たったのか?
内容は面白かった。
白と黒。光と影の使い方が上手くて、なるほどと思わせる場面も多々あり。
というか、ああいうモノクロの世界ゆえの想像力を掻き立てられて面白かった。
けど。
前評判で言うところの、何が新しいのか分からなかった。
映像に関して言えば、既存の日本のアニメの寄せ集めだし、SF的発想や演出もどこかで観た物。
はっきりいえば、G●N●のアニメをモノクロにしただけのような印象すら受けた。
日本のアニメの最先端を知らない人たちに受けているんじゃないかとすら思ってしまった。