そういえは、余談になりますが、

今回は今年1月に急性骨髄性白血病で亡くなられた

元、中日、阪神プロ野球選手Tさんのお話をしたいと思います。

私の移植前、何月だっただろうか、カーテン越しで、隣のベッドに声の低い

苦しそうな声がする人が入ってきた。

すごい声だな、どんな人だろう、年齢は、背丈は、いろいろ想像しました。

私は、配膳された食事を片付けようと廊下に出て配膳台車にのせ

部屋に戻ると、どこかで聞いた名前のTさんの名前の札があった。

あつ、中日の・・・・T選手、ビックリまさかここで・・・

当然、状態が悪くしばらくは会話を遠慮しなければと思いました。

何日が経ち、Tさんの状況が落ち着いたとき初めて話をしました。

自己紹介後、病気の話題になり、Tさんは、再発後、妹さんから

同種末梢血幹細胞移植をしたといってました。

移植前後の死ぬような苦しみなど、熱っぽく話してくれました。

後日、私の移植時の参考になったことも多々ありました。

Tさんは、目の周りは黒く、直立できないほど。足はむくみ

見ているととても辛そうでした。

朝7時30分には、病院内の地下にあるコンビニ

に行き朝食と新聞を買うのが日課でした。

Tさんの分まで頑張らなくては。