どうも、ぼくです。
18の頃、初めて買った車がRX-7だった僕は、慣れていないせいもあってかなり乗りにくい印象でした。
ですがね、それはまだお前には早い、もっと上手くなれって言われているようで、すごく特殊な乗り物に乗れているんだって嬉しくなったものです。
平成の車は最高出力重視のため、低速のトルクが薄いです。
高い回転数と伸びは現代車以上にありますが、とにかく下のトルクがない。
FD3Sはシーケンシャルツインターボで、低回転域と高回転域でそれぞれ別のタービを稼働させるものでしたが、2000回転以下はタービンが回らず、とにかくトルクがない。
慣れないとエンストになってしまう可能性が高い車でしたが、それも含めてスペックを追求した車なんだなっと思っていました。
もちろん慣れてくるとクラッチ操作などでトルク不足は補うことができるため、それほど扱いにくいということはありませんが、初心者ドライバーや不慣れな人は手を焼いたと思います。
ですが、現代車はとにかくトルクフル。
軽自動車も下からトルクがあるようにしてあるため、数値より体感だとパワーがあるように感じます。
とくに如実に変化しているのがターボ車両で、高回転域のターボでしゃなく完全に低中回転式で作動するようにしてあるため、とにかく乗りやすく扱いやすい。
トルクの山がないため、スムーズで速いです。
これは特性もありますが、技術が上がったおかげでもあり、人間が介入する領域が少なくなってきたということ。
その代わりエンジン回転数上昇に伴う、変化がないのでドラマチック感はなく、物足りなく感じてしまうと思います。
またボディ剛性などは格段に進化しているため、しっかりと路面を捉え、電子制御で安定した体勢でコーナリングができます。
昔の車両のようにふらつくこともなく、ピーキーな特性がないため、こういった安定感が物足りなさを感じるところになっているのかもしれませんね。