どうもぼくです。

今日は車について語りたいと思います。

 

車が大好きでスポーツカーが好きですし、ミニバンも高級車も大好きです。

NAロードスターやFD3S、ビートや20セルシオなど様々な車種を乗ったことがありますが、やはりスポーツカーがメーカーの思想が色濃く現れていて面白い。

 

今回のテーマであるS660は、ホンダが2022年まで販売していたピュアスポーツカーです。

なんといってもMRレイアウト。

 

座席の後ろにエンジンを設置しているため後席はなく、荷物置きスペースすら軽規格なのでありません。

FFやFR、RRでさえも隅にエンジンを設置し、人が乗ったりするユーティリティスペースを取った設計にしますが、ミッドシップ(MR)はエンジンを中央にマウントするため、スポーツ性能を活かし、他を犠牲にした設計となります。

 

このMRこそがこのS660最大の魅力となります。

この贅沢な設計に魅力を感じることができなければ、不便でしかなく、価格の割に馬力が少ないなどの不満が出るため他の車種を検討したほうがいいです。

 

ミッドシップは特別な設計なんです。

このレイアウトを実現するのがかなり難しい。

 

特に現代で販売するのはコストがかかるのに、台数が売れないためメーカーとしてはあまりにリスクが高すぎる。

でもホンダは販売したんです、素晴らしい。

 

だからホンダなんですよね、儲からなくても作って売っちゃうんです。

 

200万円を超える価格なのに儲からないの?って疑問に思う人もいると思いますが、他に流用ができないMRレイアウトのため専用設計で作る必要があるためとにかくお金がかかります。

 

設計から製造まで、他の車種にも流用して数を作り、価格を抑えるのが一般的ですが、S660は他の車種のものを使えないし、使うこともできない。

 

 

インパネも似たようなデザインですが、幅を狭くして運転席などを広く取っています。S660は普通車のシートを入れているため、普通の軽自動車のシートより大きいんです。

そのためにエアコンの操作したりするインパネが入らないから、専用にものにして小さくしていしまえということなんです。

 

そんな細かなこだわりの積み重ねで生まれたのがこのS660なんで、高いようで儲けが出にくい価格で販売されていました。

 

おそらくこれ以上、高くしたらさすがに売れないと判断したんだと思います。

儲けが出なくてもブランドイメージが保たれれば、上がればそれでいい。

エンジニアのスキルが上がれば、車好きなユーザーや社員達が喜べばそれでいい、そんな判断でしょう。

 

これでこそホンダですよね。

 

S660のエンジンはN-BOXで使っている三気筒ターボエンジンです。

ただこのまま使うと味気ないから、タービンを変更してレスポンスのいい特性となっています。

 

エンジンが残念と言われますが、十分だと思います。

新開発すればかなり価格が高かくなってしまうので、N-BOXで使っている高性能エンジンをカスタムして載せるのは正解ですし、あるものでいいものを作るのはタイプRの思想と同じなので、ホンダらしい考えです。

 

 

そして社内公募で生まれたということ。

岡山県出身の若い社員が企画したのがこのS660。

 

採用されてプロジェクトリーダーとなりましたが、それだけでは理想の車を作ることはできません。

だからこそ周りを熟練の社員で固め、新しい考えと情熱、豊富な経験と知識など様々な人たちが集まって生まれた夢の車なんです。

 

たかだか660CCの車という認識をお持ちでしたらもう少しこの車の魅力に気づいてあげてほしいです。

 

重たいし、遅いし、ではなくビートが生まれた時代よりかなり厳しい規制となった現代で生まれた夢の車。

豊かなトルクにドライバーの意図した動きを可能とする剛性。

なんて贅沢な車なんでしょうか。

 

興味ない人は別にいいですが、ちょっと気になってたんだよなという人は程度のいい車が手に入る今がチャンスです。

 

マイチェンしてわずか二年で販売が終了してしまったため後期は高騰していますが、前期はかなり価格が落ち着いてきました。

 

チャンスだとも思います。