教習車にもなっているということで乗りやすい印象のあるCB400SFですが、実はそんなことはありません。

 

 

 

教習のときに思った感想はそのままで、少し重く、低速時は扱いにくさが表れるという部分があります。

昔のバイクに比べれば確かに扱いはしやすいほうであると思いますが、現代のバイクと比べると扱いにくいです。

 

 

これは最新型のバイクを乗ったことがあるかやバイクに対する考えかたで変わる部分だと思いますが、私個人的にはそういった印象です。

 

アシスト&スリッパークラッチがないため、バックトルクが大きくギクシャクしがちな挙動は、扱いにくさを感じます。

特にタンデム走行時などトルクが不足しがちな局面だと如実に表れるため、ライダー側で上手く操作してやる必要があります。

 

 

つまりはこの欠点は操作でどうにでもなるということ。

 

ですがそれだけの操作をしなければいけないため負担にはなります。

 

これが「現代慣れしたやつは腑抜けている」という言われる所以です。

ですが楽なら楽なほうがいい、と思う僕は現代バイクのほうが好きです。

 

 

でもCB400SFはその欠点を考慮しても天秤は好きのほうに、良いのほうに大きく傾きます。

 

 

 

バイクは嗜好性の高い乗り物。

 

便利さや快適性が一番にはなりません。

もちろん要素としては重要になるかもしれませんが、それだけでやめてしまうなんてことなくこの欠点という要素が魅力に変わり、いい塩梅のスパイスになってしまうわけです。

 

 

56馬力の4気筒エンジンは、数値よりかなり狂暴な加速をします。

コーナー出口からの加速では気を遣うほどパワーがあるため、そこまでパワーなくていいんだけどとちょっと思っちゃいます。

 

ですがこの400ccの排気量でいて高出力なエンジンはかなり魅力的です。

限られた排気量の区分のなかでしか乗ることができない中免では、このCB400SFはとても貴重な存在です。

 

 

ZX4Rがいますが、400ccで四気筒はとても珍しい。

 

そしてネイキッドスタイル。

 

たまりません。

 

 

 

素性の良さを持ちますが、30年の歴史を持っているため乗り味は少しアンティークでノスタルジック。

ですが良い時代のホンダを感じられる一台ではあるため、ああこの感じが最高に良かったと時を重ねる度に良さを実感することになると思います。

 

この乗り味は表現が難しく、生産終了とはいえどCB400SF単体だけで300台以上の中古車が流通しているためその希少性はまだ光っていません。

 

 

この少し古めのスタンダードな乗り味が乗れなくなる日が、このバイクの本当の魅力を感じれられる瞬間でしょう。

 

 

つまりはデメリットは欠点ではなく個性ということ。

 

ノスタルジックなのです。