前回からの続きです





出産中




突然開いた分娩室の扉
その瞬間はまるでドラマのワンシーンのように
スローモーションでした







お義母さん登場ですガーンガーン






私と夫の緊張感に場の空気はピリッとしました






嫌〜ゲッソリ
いやいやいや




なんでやねん!
青ざめている夫よ
もっと本気で静止せんか〜い!







白だろうが
お義母さんが黒と言えば
黒です






それは絶対です
それほどまでに場の空気を制圧する
気迫があるお義母さん









あの時の絶望感は今でも忘れられません笑




もう出産どころじゃないんですよ💦
お義母さんが目の前にいると
言動に気を使わないといけなくなります
細心の注意⚠️が必要になります










一言でも私が間違えた発言をしてしまうと
大変なことになりますから




出産中は何が起こるか分からないし
何か変なことを言ってしまうかも💦
と緊張しました





それだけは
何としても回避しなければ





医師から
「もうすぐ産まれます」





そう言われていた状態でしたが
緊張からか陣痛が遠のいていき
出産が当初の予定より長引く結果になりました





私はですね〜
なんとなくですけど
お義母さんが出産中に分娩室に入ってくることは分かっていました





だから夫には
出産後に連絡しようと
常日頃から言っていたんです



男の人ってなんで自分の親のことは分からないんでしょうかね〜滝汗
うちの夫だけですか?






「心配しすぎ」
「うちの親は気を遣えるからそんなことはせぇへん」←❓
「お母さんは世界で1番正しい」←❓❓
と言って能天気にかまえていたんです





その日も
「今から分娩室に入る」と
お義母さんに電話をかけていたようです








なんでやね〜ん笑い泣き
夫のアホー





しかしですね
もうこうなったら
この状況で産むしかないわけです
夫への怒りに囚われている場合ではない





多少の失態をしてでも
お義母さんが横で見守る(監視する?)なか
共に協力して産むしかないわけです




あのー、お義母さま
赤ちゃんはまだかなぁと言いながら
下のほうを見に行くのはやめてください💦





なんて口が裂けても言えませんが






もう腹をくくるしかない真顔
不安がっている場合じゃない





よくよく考えてみたら


昔は男子禁制で女性で協力して産んでいた時代があったはずです
もしかしたら、義母、実母
なんなら近所の女性達に見守られながら産んでいたのでしょう




そんな時代も素晴らしいじゃないか
原点回帰しようじゃないか




もう
よく分からないテンションでした笑






私が決意して
しばらく経った頃









娘は
産まれてきました







産まれたほんわかほんわか
その瞬間、現場は暖かい雰囲気に包まれました






無事に
出産できてよかった





ほんとうによかった






横にいたお義母さんと
手を取り合いました





出産とは不思議なものです





その場が一気に協力体制になるし
緊迫感も喜びも共に共有し
場の一体感が高まるんです






こうして人類は命を繋ぎ
女性達は協力してきたんだなぁ
と考えさせられました





今の医療体制に感謝しつつも
行き過ぎた医学の発展に疑問を感じた瞬間でもあったわけです




理屈や科学では説明できない
不思議な力が生命の誕生にはあるような気がしました



感動しました












しかし

ここからが
お義母さんの本領発揮です笑






なんたって
あの(どの?)
お義母さんですから





すんなりと終わるはずがありません




つづきます