先週から引き続きお茶めぐり~。


さて、マレーシアの「テタレ」。

味は普通のミルクたっぷりの紅茶ですが、出され方が独特です。

両手にコップを持ち、片方の腕を目一杯上に伸ばし、

そこからアツアツのテタレをもう片方のコップに目掛けて、

滝のように注ぎ込みます。

これを4・5回腕を交互に繰り返し、お茶の表面が泡だらけになってから出されるのです。

何の意味があるのかはイマイチ分かりませんが、とにかく美味しいんです。


このテタレ、どの食堂にもあります。

街歩きで喉が渇いたらとりあえずテタレ。シンガポールにも普通にあります。

「テタレ選手権」なるものが毎年行われるという話を耳にし、話半分で聞いていたのですが、

ある時、在留邦人の方が「マレーシア一位になった人の店知ってるよ」と。

味、パフォーマンスの華麗さ、泡の出来などが審査対象なのでしょうか。

うーむ、奥が深そうでよく分からない。


インドネシアのジャカルタのとあるカフェに、

その名も「エッグ・コーヒー」という度肝を抜かれるメニューがあります。

期待通り、そのまんまです。

アイスコーヒーの中に生卵が入っていて、それをかき混ぜていただきます。

マスターの話によると、「スマトラのある地域ではこうやって飲むんだ」とのこと。

いやはや… お味は、美味しいんですけどしつこい。

「全身パワーがつくぞぅ」とも。

それからもっと一般的にどこでも飲まれる「インドネシアコーヒー」。

これはヴェトナムコーヒーの延長線上にあるというか、極端にしたというか、

なんと挽いた豆をそのままカップに入れ、お湯を注ぐという超ワイルドなコーヒーです。

当然インスタントコーヒーではないので、いつまで経っても溶けません。

下に溜まった豆が口に入らないようにせねばなりません(ザラザラするので)。

味は…さすがに苦味が強いです。

遂にインドです。

なんたってチャイですね。

小さい素焼きのカップに香辛料入りの甘い甘いミルクティー。

飲み終わった後のカップは地面に放って終わりです。それが土に返るのです。

街のそこかしこにチャイスタンドがあって、一杯2ルピー(約6円)でしばしの休憩。

おっさんがチャイを煮詰め、その小さいガキんちょ達が客にチャイを配り、

代金を徴収するっていうのが多いです。

最もインドっぽいものかもしれません。

長距離列車の寝台にもチャイ売りがポットを持って現れます。

停車する度に、「チャ~~イ、チャ~イ、チャイチャイ!」って感じの掛け声で

夜中だろうと構わず売りにきます。

「おっちゃん、チャイ、ワン、プリーズ」「え? 2つ?」「1つだよ!」ってな具合です。

この香辛料入りミルクティーのスタイルはバングラデッシュ、ネパール、パキスタンまで広がり、

1つの「チャイ・マサラ文化圏」をつくっているとも言えるのかな?

さらに続くのだったよ。

たけぢぃ@BBブログ水曜日担当