もう記憶がさだかではないんだけど、シカオちゃんが本格的にプロとして音楽活動をしていくのでバンドを脱退したのが、たしか90年半ばくらいだったと思う。

一般的にバンドって『ボーカル脱退=解散』となるのが通説で・・・・でも、そこは完全アマチュア思考のお気楽ファンク野郎達、しかもメンバー全員元々フュージョン畑の出身。

『シカオちゃんゲンキかなー』

『こないだテレビでてたよねー』

とか言いながら楽器もって集まってはボーカルなしでジャムっていた。


 マラカス初代ボーカルの頃から曲のアイデアや骨組みはギターのヨシミちゃんが持ってくることが多く、曲のニュアンスを伝える時に『こんな感じで!』と歌ってみせることがよくあって、その延長線のように自然とヨシミちゃんがボーカルもやってくれるようになり、気が付けばマラカス3代目の歌い手としてスタートしていた。


 このメンバーではライブも定期的にやれてきていたので、そろそろ『マトメ』じゃないけどアルバム残したいなぁ〜と思い2003年にレコーディングを決行。

『レコーディング』と言ってもほぼ一発録りで、ライブとなんら変わりがないまま1日で録り終えた。

 時間的にオケではオーバーダブは極力しない方向で進めていたんだけど、イレギュラーな出来事が一つあった。

『スーパーマン』という循環コードの曲を録り終えて歌入れも済んだところで、ドラムのキヨミちゃんがどーも納得していない様子で、


 『この曲、ドラムだけ録り直したい・・・・』


と言い出して急遽異例の『ドラム単独ケツ録り』をした。

ご存知のとおりマラカスは同期モノとか一切ないので当然クリックなんかは入れてなかったんだけど、『マイナスワンテイク』よろしくキヨミちゃんは難なくワンテで決めていた。


 今回はそのアルバムからマラカスの『十八番』的な『収穫祭』を紹介。

ライブでは必ずやってたし、リハではとりあえずコレやってみればその日の調子がわかる、そんなナンバーです。

オケのオーバーダブはギターソロ時のギターバッキングのみです。