食糧危機に備えて備蓄をしていると

ある昔話を思い出します。

 

「キジも鳴かずば撃たれまい」

 

簡単にあらすじを書くと

弥平とお千代という貧しい父子がいて

ある日病気になったお千代が

「あずきまんま(お赤飯)が食べたい」

と言う。

貧乏な弥平は悩んだ末、庄屋の家から

一握りの米と小豆を盗んで

お千代にお赤飯を食べさせる。

元気になったお千代は嬉しさから

鞠をつきながら

「あずきまんま食べた」

という自作の歌を歌ってしまい

それを周囲の人間に聞かれた事から

窃盗がバレた父は人柱にされてしまう。

その後お千代は

一言も口を聞かなくなったのだが

ただ一度、

鳴いたことで猟師に居場所がバレて

撃たれたキジを見て

「キジも鳴かずば撃たれまい。」

とだけ言った。

というお話。

 

まぁつまり

口は禍の元

余計な事を喋るな

という教訓の昔話ですねウインク

 

同じことが食糧難でも起こりそうで

このお話が他人事とは思えない。

 

もちろんうちの備蓄は

(貧乏な)うちの(少ない)お金で

コツコツと買い溜めた物ですから

他人に四の五の言われる筋合いなどありませんが。

 

ちなみにうちは備蓄がある事は

子供には内緒です。

夫は知っていますが、

親兄弟にも話していません。

 

 

上矢印詳しくはこちら。

 

でも、子供がお友達に

「昨日チョコ食べたんだ」

などと話して、

うちに備蓄がある事が周囲に広まれば

良くて「譲渡を断り村八分コース」滝汗

最悪の場合「強奪からの殺されるコース」ゲッソリ

うー--ん、どんな怪談よりも恐ろしい。

 

もちろん言い聞かせるつもりではありますが

どこまで通じるかは不明ですよね。

このお話を見せて

「親が殺されても良いの?」

と迫るのは恐ろしすぎてトラウマ必須だから

避けたいし。

 

かと言って備蓄は

子供に食べさせるためにしているわけで

食べさせないのは本末転倒。

早く色々な事が分かるようになってほしいと

切に願っていますアセアセ