何度電話が来ても通じない。
受話器を取って確認しても声が聞こえない。
また、かかってきた。妹がとる。
「もしもし?」と妹。私と代わる。
「もしもし?」と私。
「もしもし、そっちの声は聞こえるけど、こっちの声が聞こえないのかな?」息子の声。大人になった息子の声。
ここで目が覚める。何か話したかった。会話のやりとりしたかった。でも息子の声。
嬉しいな。私は、母はここにいつもいるからかけておいで。スマホ持っていったんだもんね。
今朝の空
色見本のような青
藻岩山と手稲山と…、とんぼ?ヘリ?撮った時は気付かなかった。
拡大
とんぼさん。
今日はトンボさんになって写ってくれたのね。そこにいてまた好きなとこに飛んで行ったんだ。
息子の声で目が覚める。なんて幸せな朝。
昨日札幌ドームに続く歩道橋からの道、君にそっくりの後ろ姿の人がいたんだ。着ている服もよく似ていて、背丈や体つきがそっくりで。追いかけて触りたかった。「あら○○!」って声かけたかった。やっぱりまだ帰って来ていないんだよね。でも足が痛くて追えないの。泣き泣き歩く。そんなわけないって解っている。また道端で泣く。ますくがあってよかった。
昨日も泣いて、今朝も泣いて。ダメだな、私。