1年の総決算 | 元少年野球監督ブログ

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息子の小学校入学と同時に低学年コーチになり、息子が4年生の年から卒団(平成25年秋)まで監督をさせていただきました。子供たちとの試行錯誤のドタバタを笑ってください。

先の29日に行われた

10月大会の 記録 その3 です。

 

私の自己満足のための記録です。 

長くなりますこと ご容赦ください。

 

2回戦を勝ち上がった私たちは

準決勝に 駒を進めました。

 

1日で 参加全15チームのトーナメントを

こなしますので

私たちのチームは 3試合連続 で戦うことになりました。

 

ウチのチームには 投手が4人います。

実質は 5年生投手が一人 しかいません。

 

6年生投手は 練習を積み重ねないまま ここまで

きてしまいました。

四死球と暴投の繰り返しは 治らず

とても 大会には起用できません。

もっとも きちんと育てられなかった 

私たち指導者に 責任があることは 十分わかっています。

 

あと 二人は 4年生。

ストライクが入れば それでOK のレベルです。

 

 

さて 準決勝の相手は

またまた 隣の小学校のチームです。

  

この相手チームは 以前 練習試合したことがあります。

 

投手の球が 速く

内野は 堅実で

センター前ヒットを 量産する打線

 

強敵です。

 

試合前の相手投手の投球練習を見て

子供たちが 口々に 速い速い と言い出しました。

試合前から 呑まれては いけません。

私は 以前に戦った投手を引き合いに出し

  あれに比べたら 全然速くないよ

と 平静を装いっていました。

でも 内心は

  ちくしょー 速ぇなぁ どうしようかなぁ・・・

です(笑)

 

 

さて 試合開始です。先攻はウチのチームです。

 

1回表 ウチの攻撃

 1番 

いきなり ノースリーまでいきました。

打てる選手なので 四球狙い は止め

打っていけ と檄を飛ばします。

すると 4球目

ワンバウンドのボール球を 空振り

結果 三振 1死

 2番 ショートゴロ内野安打 1死1塁

 3番 バント失敗の後 ショートフライ 2死1塁

 4番 三振

 

四球を選び バントで走者を進める

という 得意の形が できませんでした。

嫌な流れ です。

 

1回裏 相手の攻撃

 1番 四球 無死1塁

 2番 ショートゴロ内野安打 無死1塁2塁

 3番 ピッチャーゴロ内野安打 無死満塁

 4番 ライト前ヒット 無死満塁 0対1

 

そんなに良い当たりは されていないのですが

ちょっと ちょっと

転がるコースが 野手のいないところで

あっと言う間に 先制されました。

 

悪い流れを 一旦 止めようと

守備側のタイムをかけます。

 

  大丈夫

  始まったばかりだよ

  1つ 1つ アウトにとっていこう。

 

 5番 三振 暴投 1死2塁3塁 0対2

 

投手が立ち直ったかと思いきや

 6番 四球 暴投 1死1塁3塁 0対3

 7番 三振 2死1塁3塁 

 8番 サードゴロ 3死

  

四球と暴投で失点する

一番 いけない展開です。

嫌な流れ です。

 

初回から 3点を追いかける展開になりました。

 

5年生投手君は この試合で3試合目です。

試合前には いけます とは 言っていましたが

こうやって 後から思い出すと

四球と暴投が増えていて

すでに スタミナ切れ になっていたことが わかります。

 

2回表 こちらの攻撃

 5番 

この打者に2球投げたとき 

ウチのコーチから私に 質問が来ます

 

  あの投手 

  投げる手の指にテーピングしていますけど

  いいんでしたっけ?

 

見ると 指先に白いテープで 指先を固めています。

私は すぐさま タイムをかけ

審判に 確認をしてもらいます。

 

審判が 相手投手に歩み寄り

しばらく 話すと

テーピングが解かれました。

 

すると 

速い球を 投げられなく なりました。

 5番 ライト前ヒット 盗塁 無死2塁

 6番 レフト前ヒット 

 

1点 返しました!

1対3 

 

続けて 盗塁 無死2塁 1対3

 7番 四球 無死1塁2塁

 8番 四球 無死満塁

 

期待できない下位打線に連続四球

これは ビッグチャンスです。

 

次の9番は

1回戦・2回戦から変えた唯一の選手です。

先の選手は 当てるけど 打球が弱い子

今度の選手は 当たったら すごい打球の子

でも めったに 当たらない子(笑)

 

私は 祈ります

20回に1回が 今 来い ・・・

 

しかし 

 9番 ピッチャーゴロ 1死満塁

いやいや

次は 1番打者 です。

期待は 高まります。

 1番 レフトフライ 2死満塁

 2番 ピッチャーゴロ 3死

 

無死満塁から 点が入りませんでした。

嫌な流れ です。

  

2回裏 相手の攻撃

 9番 三振 1死

 1番 四球 1死1塁

 2番 ピッチャーゴロ 2死2塁

 3番 サードゴロ 高い悪送球 2死2塁

 

相手に追加点が入ってしまいました。

四球とエラーでの失点です。

嫌な流れ です。

 

1対4

 

ここで 守備側タイムをかけます。

 

  ピンチだな

  今日は 負けて ピンチって 初めてだな

  チャンスもあるけど

  ピンチも あるのが ソフトだよ

  ピンチも 楽しもう

  いいかい

  できないことをやろう としたらダメだよ

  いまの サードゴロだって

  いつもは ワンバウンド送球じゃない?

  ね

  いつもやっていることを

  いつもの ように やろう

  1つ 1つ

  アウトを重ねていこう

 

こんなことを言いいました。

試合中に 責めたりしても 無意味だと考えてます。

いかに 試合に集中させるか

いかに 嫌なムードを いつものムードにするか

だけで いいと思ってます。

 

しかし

5年生投手君が スタミナ切れで

挽回できません。

 

 4番 死球 2死1塁2塁

 5番 

暴投 2死2塁3塁

さらに

暴投 2死3塁 1対5

 6番 三振 3死

 

またもや 四死球と暴投での失点です。

嫌な流れ です。

 

 

試合経過時間からいって

このままでは 最終回になる

3回表 こちらの攻撃

 

先ほどのチャンスでは 

打者が 1回に見た速球のイメージが残っていて

スローボールが 待ちきれない打ち方をしていました。

私は 選手たちに

もう速球は来ない 遅い球をしっかり引き付けて打とう

と 断言しました。

 

 3番 レフト前ヒット

 4番 ホームラン 3対5

  

この日の4番は 5年生

体格も大きく 当たれば 本当に強い打球が飛びます。

この子だけには あまり サインを出さず

強く打つことだけ を 求めてきました。

花開きました。

 

 5番 四球 無死1塁

 6番 ショートゴロ 1死1塁

 7番 四球 1死1塁2塁

 8番 四球 1死満塁

 

またもや 期待できない下位打線が連続四球

またもや 当たれば飛ぶ9番打者です。

 

またもや 私は 祈ります

20回に1回が 今 来い ・・・

 

しかし

 9番 キャッチャーフライ 2死満塁

 

1番打者は 先ほどレフトフライだった選手

これまでも フライアウトの多い選手です。

私は 彼に一言 話します。

 

  大きく打つんじゃなくて

  ピッチャーライナーを打つ つもりでいこう。

 

そして

 1番 レフトオーバー 3塁打 

 

6対5

ついに 逆転 です! 

 

 2番 サードゴロ 3死

 

 

さぁ いよいよ

最終回です。

点差は 1点

 

相手ベンチの監督さんの声が響きました。

  ここで勝ちたい気持ちが強いか どうかだぞ!

 

まさに そのとおりです。

 

 

3回裏 相手の攻撃

 7番 四球 盗塁 無死2塁

暴投 無死3塁 

暴投 

 

同点 6対6

 

嫌な流れ です。


そして

 8番 四球 無死1塁

 

ダメです。

5年生投手は スタミナ切れです。

よく 投げてくれました。

 

試合前に 他の投手に意気込みを聞いています。

6年生投手  いまいち投げたくないです。

4年生投手  やります。いきます。投げたいです。

ここは

4年生投手の意気込みを かいました。 

 

最終回 同点 無死 1塁

投手交代 4年生投手へ

 

 9番 三振 

しかし この打者の間に 盗塁と暴投で 1死3塁

 

次は 1番打者です。

一番 センスを感じさせる打者です。

 

私は 2回戦で成功した 敬遠四球を口頭で指示します。

満塁にして

内野ゴロ フォースアウトで 切り抜ける作戦です。 

 

捕手は 外角に寄ります。

ワンボール

ツーボール

ストライク

 

え?

 

4年生投手は 

わざと ボールを投げる練習なんかしていません。

もちろん 今まで させたこともありません。

 

ベンチのコーチから 捕手に指示が出ます。

 

もっと 外に構えろ

 

捕手君 さらに ぐっと外に構えます。

そして

投手が 投げる体勢のうちに

さらに 外に

捕手席ラインを 踏みました。

右足のつま先が ラインから出ています。

 

主審から 声がかかります。

 

イリーガルピッチ

 

不正投球です。

 ルール

   捕手は、投球のため投手が球を離すまで

   捕手席内にいなければならない。

 

この場合

走者に1つの安全進塁権が 与えられます。

 

つまり

3塁走者 生還

 

サヨナラ負け です。

 

こんな幕切れで 子供たちに申し訳ないです。

 

 

敬遠四球は このチームにとって

私がコーチとなった4年前から

この日の前の試合で 初めて 行いました。

もちろん 

練習でも 練習試合でも したことはありません。

なので

捕手君が ラインから足を出してはいけない という

ルールは 知りません。

だって

教えていないのですから。

 

整列し 挨拶し 

戻ってきた捕手君は 泣いていました。

主将として 6年生の最後の大会の幕切れが

これです。。。

 

 

この試合 

いったい いくつのミスが出たことでしょう。

 

初回 先頭打者がノースリーまでいきながら

4球目のワンバウンドを空振り 結果 三振

それは 待てのサインを出さなかった 監督のせい

 

6個の四球 1つの死球 山盛りの暴投

それは 5年生投手に頼りきり

二人目の投手を つくれなかった 監督のせい

 

2度あった満塁で 9番打者が 2度とも凡退

それは 打てる打者を育てられなかった 監督のせい

 

好機に 凡打の1番・2番

それは 相手が 遅い球しか投げられなくなっているのに

遅い球を待て と断言できなかった 監督のせい 

 

サードゴロの暴投から失点

それは 9月に 

いまいち6年生君を サードに育てようと

急造で練習させたものも 育たず

5年生をサードに戻すも

6年生に使った時間分だけ 練習不足になった 監督のせい

 

あとから 相手監督さんに聞いたら

相手投手君は 前の試合で 指に怪我をしたそうです。

つまり

試合開始から 指先にテーピングをしていたのです。

それに 気付いていれば ・・・

初回から もっと 打てたはず 

もちろん 相手投手を きちんと見ていなかった 監督のせい

 

 

あそこで あーすれば 勝てた試合 でした。

 

ほんの あと1回 なにかが上手くいっていたら

勝てた試合 でした。 

 

2回戦が ほんの あと1回 なにかが失敗していたら

負けた試合を ものにしたのだから

文句は ありませんけどね(笑) 

 

 

1年の総決算として

ウチが 手が届かなかった弱点が すべて出た試合 でした。

 

 

 

すまん 子供たち

 

勝てた試合 だったよ

 

この1年の見通しの甘い監督のせいだよ。

 

 

そう 私のせいです。