桜色 | 砂に埋もれた時計

砂に埋もれた時計

私が空に飛べないのならば この想い 空へ飛んで行け この夢   空へ飛んで行け  鳥の様に光りながら 高く遠くへ

桜色





春の暖かな日

何処かのパークで
小さなリヴリー達が遊んでいた



一匹の緑色のトビネが元気良く言った



「色鬼をしよう!」



賛成と周りの2匹のリヴリー達が喜んでいた



「鬼はー…」




トビネが指を指した先に居たのは黄色のピグミー


「僕?」


「頑張って追いかけて来いよ!」


ピグミーの肩を叩いたのは青いクンパ



「色を発表します
 緑色を頑張って探そう!」



視線はトビネに向けられた



「緑色見つけた!」


「見つかっちゃった」



笑って笑われて驚いて


暫く色鬼で遊ぶリヴリー達にある色が発表された



「次は桜色を見つけて頑張ろう!」


「桜色…?」


「考えてると捕まえるよー!」


追いかけてピグミーの近くまでクンパが行くと

              つまづ

急には止まれないので躓いてしまった



「…わっ」



ピグミーとトビネはクンパと共に近くの茂みの中に転がっていった



目が回るほど転がって


辿り着いた場所は




桜が満開に咲く広場


見た事の無い桜の大きな木


    じゅうたん

桜色の絨毯みたいに道に桜の花達




「桜色見つけた!」



トビネが大きな声で叫んだ










…end