Vol.43 FNY(12) Vittorio Assaf /Founder
Vittorio Assaf /Founder
ヴィットリオ・アサッフ レストラン創設者
人種の"サラダボール“と言われているマンハッタンには、まさにサラダボールのように世界中のレストランがひしめき合っています。マンハッタンを歩いていて、黄色のキャノピーのレストランをいくつか見かけたので、気になっていました。
そして、ハースト・マガジン・インターナショナル社のバイス・プレジデントのジャネット・チャンさんが、そのイタリアンレストランSerafinaの創設者のヴィットリオ・アサッフさんを紹介してくれました。
ヴィットリオさんはSerafina(セラフィーナ) をマンハッタンに5軒経営しているほか、フレンチのCOGNAC(コニャック)、日本食のGEISHA(芸者)、メキシカンのManana(マニアーナ)を経営しているのです。(www.serafinarestaurant.com
)
Serafinaのイタリアンは、もちろんパスタがとても美味しいですが、
ベジタリアンの為のベジタリアンパスタ(左)やチキンサラダも感動的です。また同店のオリジナルパスタソースに私ははまってしまい、頻繁に買うようになりました。
どのSerafinaもメニューは同じですが、インテリアデザインが違うので、雰囲気の違いを味わうために、それぞれの店を回るのも楽しいです。
COGNACはヘルシーな食事とスタイリッシュなインテリアで気軽にフレンチを楽しむことができます。
お勧めは、これです。コニャック・ツナ・タルト。
新鮮なツナが、カリッとしたパンの上にのり、止まらなくなるおいしさです。
ところで最近のニューヨークのレストラントレンドはとヴィットリオさんに伺いました。
「私がレストランビジネスを始めた20年くらい前はまだニューヨークの食のレベルは高くなかったが、最近は質がとても向上し、ヘルシーで美味しい物を人々は求めるようになりました。今、ニューヨークのレストランはフランスと同じベストクオリティです」
最近、驚いたのはマンハッタンでお寿司がとても浸透してきていることです。巻き寿司や、稲荷寿司などがスーパーマーケットでたくさん売られています。これもヘルシー志向の影響なのでしょう。そして、このCOGNACでも最近、寿司カウンターが出来ました。フレンチレストランに寿司カウンター?
「フレンチレストランでもアペタイザーにお寿司を注文する人が増えており、日本食レストランも経営しているし、新鮮な魚を毎日、仕入れているので、COGNACでもおいしくてヘルシーな寿司が食べられます」
日本食レストラン"GEISHA"はフレンチ・ジャパニーズです。
革新的な料理で目にも舌にも驚きの連続です。
このレストランの並びにメキシカンレストランのMananaがあります。
イーストサイドの61丁目はManana, GEISHA, Serafinaとヴィットリオさんのレストランが3軒並んでいます。
スタイリッシュで、ヘルシーで美味しいヴィットリオさんのレストランは有名人にも人気で、パリス・ヒルトン、ケイト・ハドソン、マドンナ、ミック・ジャガー、アルパチーノ、スコセージ、クリント・イーストウッドなども顧客です。もしかすると彼らに会えるかもしれませんね。
Serafinaはマンハッタンだけでなく、ロングアイランド、フィラディルフィア、ブラジルにもオープンします。そして、ヴィットリオさんはSerafina とGEISHAを日本でもオープンしたいと計画をたてているそうです。楽しみですね。
すべてのレストランの広報を担当するキャロリーナさんはますます忙しくなると悲鳴を上げていますが、日本に行くのも”エキサティング!“とこの仕事を楽しんでいます。












