Vol.25 Fabulous New Yorkers NO.8 Alex Garfield | 伊藤操のブログ

Vol.25 Fabulous New Yorkers NO.8 Alex Garfield

Alex Garfield ファッション・デザイナーのアレックス・ガーフィールドさんとの出会い


このブログに前に登場したランドスケープ建築家のマイケル・スピッツアーさんが、
「ミサオ、ファッション界のカラフル(興味深い)な人を紹介するよ」
と紹介してくれたのが、ファッション・デザイナーの
アレックス・ガーフィールドさんです。
彼は若い時からファッションに興味があり、
女性が知的に見えて自信が持てるような服を作り続けています。

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Peace of Clothのショールームにて。

2006年に始めた彼のファッション・ブランド名は“PEACE of CLOTH” 。
このブランドはモダンで手ごろな価格のスーツやジャケット、
パンツなどの単品コーディネイトです。
そして、最近始めたラインがデニムラインです。
写真は、PEACE of CLOTHの最新作です。
着心地がよさそうで、モダンなニューヨーク・スタイルですね。

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Peace of Cloth の最新作


アレックス・ガーフィールドさんは、自分のブランドのビジネスだけではなく、
ファッション界で様々な活動を続けています。
彼は常に女性をWell-being(快適で、心地よく健康な)状態にしたいという考えで、
Dress for Success”という非営利団体の役員を務めています。
これは自立したいと望んでいる女性に経済的、社会的、ファッション的にサポートをする団体です。
また”Cure by Design” というアメリカン・キャンサー・ソサエティと関連した団体の創設者の一人です。

これは、癌患者がモデルを務めるファッションショーを開催し、
オークションやカクテルパーティを行い、
基金を集めてアメリカン・キャンサー・ソサエティに寄付するという活動です。
また彼はトミー・ヒルフィガーと一緒に癌の子供を支える活動も行っています。

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(左)アレックスさん。(右)トミー・ヒルフィガー



こちらの映像をご覧ください。

アレックスさんとトミー・ヒルフィガーのメッセージを聞くことができます。
こうした活動を続けるアレックスさんのモットーは
“Giving back is always in style”
(社会への貢献はいつも素敵でスタイリッシュなこと!) です。

米国ではこうしたチャリティ活動が盛んで、寄付も全額税金控除になりますし、
チャリティに積極的なのはおしゃれなことであり、
素敵なことであるという認識が浸透しています。

私も前から、こうしたファッション界の素敵なチャリティ活動に関心があり、
ハーパース・バザー日本版で報道してきましたし、
日本独自のチャリティも実施してきました。
“ファッショナブル・チャリティ”が日本でももっと浸透することを願っています。

さて、キャンサー・サバイバーの私としては、
今度のCure by Design のファッションショーのモデルにさせてもらうように
アレックスさんにお願いしてみようかしら。

自分のブランドの経営とチャリティ活動、そしてFIT (ファッション工科大学)や
パーソンズ・スクール・オブ・デザインでも講義をするという
“カラフル”で忙しいアレックスさんのリラックス方法は、
子供と同じように愛している犬と過ごすことです。
彼のオフィスでも愛犬がいつも彼に寄り添っています。

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アレックスさんの愛犬