Vol.3 Central Park Walk
みなさん、こんばんは。
伊藤操です。
今回は私のお気に入りの場所、セントラルパークの話題です。
私のアパートから30秒で行けるセントラルパークはニューヨークで最もお気に入りの場所です。
ニューヨークマラソンを運営しているニューヨーク・ロード・ランナーズという組織が、「シニア・ウォーク・イン・セントラルパーク」というウォーキングも行っています。
まだシニアではないのですが!、私も参加することにしました。
5番街と90丁目のコーナーに集合して、モンティさんという男性が30人ほどの参加者たちを先導してくれます。
集まったのは、ほとんどが60代、70代の女性です。
セントラルパークの北のほうには、ワイルドな自然が残されていて、一人では行けないところにもウォーキンググループなら行くことができます。
ニューヨークのシニアの女性たちの元気さには驚きました。
1時間歩くのですが、私などは途中で息切れがしたのですが、彼女たちはおしゃべりしながら、さっさと歩いています。
で、私は決意しました。
火曜日と木曜日の朝の10時から1時間のこのウォークに必ず参加すると。
息切れなどしてはいられません。
毎回違うコースを歩くので、自然を見るのも楽しみです。
今回は、葉を散らして裸になった木々のユーモアあふれる姿を紹介しましょう。
カラフルなコートで暖かくしてさあ、出発です。
まるで大きな口をあけているようなスマイルしている木をみつけました。
友人のスーザンがしているマフラーとまったく同じ色とパターンの木がありました。
思わず、スーザンと木を写真に収めました。
黒々とした木々は桜です。
春になるのが楽しみです。
こぶだらけの木や、まるで、スターウォーズに出てくるような格好した木々など、葉がなくても木々を楽しむことができます。
ウォーク仲間のウタさんが、「木はそれぞれパーソナリティを持っている」と言っていました。
本当にそうです。
ひとつとして同じ木はありません。
セントラルパークを歩いていて神様の力を感じました。
ウォークリーダーのモンティさんの言葉です。
「ベッドの中にいたくなるような寒くて憂鬱な朝でもみんなが集まっている声を聞くと元気がでます。あなたたちは私の、目ざまし時計なのです」
そうなのです。
一人で歩くよりも誰かと歩いたほうがいいのです。
人生のように。
これからも時々、セントラルパークでみつけた面白いものを紹介していきます。
今、犬の写真を撮っています。
どうぞお楽しみに!







