長い陣痛が続いたのちの出産だったので若干記憶があいまいな部分も多いです。



去年の大晦日。予定日を六日すぎての検診で異常が見つかったんです。

「あれ…?」と先生。おなかにあてたエコーの機械を何度もあてて何かを計ろうとしてる。グリグリグリ
結局先生お目当てのものは見つかりません。


それは「羊水」



長いこと待たされて患者さんがいなくなってから説明を受けると
あるべきはずの羊水がほとんどありません、って。破水しましたか?といわれ

そんな記憶はありません、とこたえました。


赤ちゃんは元気だから心配ないけどお産中に万が一のことがあったら困るので小児科の先生もいる大きな病院に行った方がいいですね
そういって電話をかけはじめました。


結局家に帰ってすぐに入院の準備をして転院することになりました。

なんだかドラマみたい。トラブルって思いがけずふりかかるんだなぁ。すこし泣きそう。でもみんなの前では泣けませんでした。

新しい病院は大きな大きな医療センター。入院の手続きをすませてすぐに診察をうけると そこでも診断されたのは

羊水過少症

過少っていうかほぼないですね、って言い加えられるたりして。



今後の出産方針を聞かされた後に管理入院となりました。

入院した大部屋には双子ちゃんを妊娠しているママや、切迫早産で安静にしているママがいて、一人じゃないんだって励まされました。


陣痛を起こすため 子宮口を開くために

器具を入れてもらったり
夫と一緒に病院の階段を上ったり下りたり


それでも陣痛に結び付かなくて
子宮口も閉じたままで


夜中泣きながら年越ししました。一日、二日…おなかはずっと痛いまま

三日に日付が変わった頃、陣痛がゆっくり規則的になってきて

一月三日
AM1:00頃
ナースコール
陣痛の波を計ってもらう
先生に診てもらう
子宮口は2、3センチ  まだまだだねーって笑


AM4:00頃
結構きつくなってきた
処置室に運ばれ水分補給?の点滴される
LDRという陣痛~分娩までができるお部屋に移動
自宅に電話して母と夫を呼ぶ


それからエンドレスの陣痛が続く…

母と夫がずっとついてくれて、体をさすったり、汗を拭いてくれたり。ありがたかったなあ


気付いたら一月三日が終わりそう… 笑…



PM23:30頃
だんだん陣痛の波がおさまってきちゃった
母と夫 疲れすぎな私を見るに見兼ねて
「帝王切開でお願いします」と訴える

あっさり却下される

陣痛促進剤の点滴投与


一月四日
AM4:00頃
陣痛がかなりきつくなる
痛みが耐えきれなくなってきていきみだす
いきみをのがすなんてまったくできず一人で勝手にいきむ

AM5:00頃
助産師さんに診てもらったら、もうかなり子宮口開いてますっていわれてうれしかった
トイレにいって膀胱を空にしましょうといわれふらふらトイレに
そしたらまた陣痛がきていきんだら頭が見えてきて


助産師さんすごい焦って分娩の準備しはじめる
先生もきてくれて

AM5:14
娘誕生
体重3130グラム
身長50センチ
いきみかたが悪かったのか裂けまくりの多量出血で幕を閉じました
立ち合い出産をしたので夫はビデオ片手に感激して泣いてました。ずっとそばで励ましてくれてありがとう



陣痛、本当にきつかったです。これから出産されるかた、助産師さんに前もって指導していただいたり、ヨガの呼吸法を練習されたほうがよいと思います。そして私のような難産にならないために日頃から体力作りをすると楽に産めるはずです。がんばってください☆




そんな格闘の末にうまれてきてくれた娘、、、とっても愛しい大切な存在です。羊水がない中でも元気にがんばっててくれた、とっても強い子。ありがとう




産まれてすぐから娘と母乳育児に挑戦しています。
その様子はまたアップするつもりです。