世の中には沢山の法則があるが、これもその法則の一つだ。広く知れ渡っているので今さら感は否めないが、それでも知らない方もいらっしゃると思うので独自の解釈を。2対6対2の法則とは自分を除く全体の「2割」の人からは好かれ、「6割」の人たちは無関心か興味がなく、好きでも嫌いでもない。残りの「2割」の人からは嫌われるという比率の事。自分を好んで気に入ってくれる「2割」の人とは初めて会った時から親近感を覚えて、すぐに友達になれたり、異性なら恋愛感情を抱きやすい。そしてお互い合わせようと思わなくてもタイミングが合ってしまう。「6割」の人たちとは付かず離れずの関係で条件次第で敵にも味方にもなり得る存在。最後の「2割」の人たちとはウマもソリも波長も合わず、何もしていなくても「アイツ、気に食わん。」と思われてしまう。どんなに超有名な人だって熱狂的なファンが居れば、それと同じくらいアンチも存在する。誰からも気に入られ、好かれる事なんて不可能だ。なので、私も普段から自分に対して好意を持ってくれて、理解してくれる「2割」の人に向けてブログを書いている。それ以外の人は最初から相手にしていないし、興味がなかったり、嫌いならば読みにも来ないだろう。だから1日の総アクセス数やいいねの数やフォロワーの数はごく限られてしまう。読みに来る顔ぶれだって、毎回違う内容を書いているのだから、違って当然だと思っている。それぞれ好みがあって、食いつく層も違う訳だから。でも、それでいいと思っている。「その日」に「自分の記事」が、「必要な」人の目にだけ留まればいいのだから。全方向を対象になんか出来るはずがない。自分の事を理解してくれず、否定的な「2割」の人を味方に引き入れるのには相当骨が折れる。自分の事を分かってくれない相手を「わからず屋」と一刀両断してしまうのは確かに乱暴ではある。相手にも相手の背景や事情がある。こちらの伝え方にも問題がある場合もあるだろう。手を変え、品を変え、理解してくれる様に手段やアプローチを変えれば理解してくれる可能性もあるにはある。しかしいくらやり方を変えても伝わらない時は何をしても伝わらない物だ。理解者だと思っていた人でも寝返ったり、裏切られたりするし、敵対型の人でも何かの理由で最大の理解者に変わるケースだってある。だが、多くの場合自分の事を快く思わない人が自分になびく事はない。その人たちに取り入ろうと時間とお金と労力を費やしても無駄に終わる。なら、無理なく付き合えて、お互いを尊重できる2割の人たちを大事にして、相手にしていけばいい。                                                               「心が通じやすい2割の人と、どうでもいい6割の人。調子が狂う2割の人。どれも欠かせない存在。信じて、愛してくれる人が居るから安心できて、幸せを実感できるし、嫌ってくれる2割の人が居るから、調子に乗らず他人との距離の取り方を覚えられる。どちらでもない6割の人から新たな仲間が増えたり、新たな敵が出てきたりする。262の法則には例外がなく、誰にでも当てはまる。好かれて、嫌われて両方経験いたしましょう。近くに居る「誰か」には届かなくて伝わらなくても、ちょっと離れた「だれか」には届くし伝わる。もっと離れた「ダレカ」にだって届くし伝わるから大丈夫。」今日もあなたに幸あれ。続く。