GPz750クラッチハウジング交換【前編】
年末に作業する予定でしたが、年を越してしまいました。
気持ちも新たに、追加で注文した部品も届いたので天気の良い日に作業開始。
シザースホルダーも届いたので必要な道具は揃った。
クラッチハブ。
クラッチハウジング。
クラッチハウジングは対策品とのことですが、どれくらい耐久性があるのか?
最初にクラッチレバー側でワイヤーを外します。外す前に計測しておきます。
クラッチレリーズ側も計測。
レリーズの角度も念のため測ります。
クラッチレバー側でワイヤーを外した後にレリーズ側でもワイヤーを外しておきます。
サイドスタンドをかけておきます。クラッチカバーを開けた時にオイルが出る量を少なくできます。
クラッチカバーのボルトを全て外してカバーをゴムハンマーで叩きます。
最初は「すぐ外れる」と思っていましたが、いくら叩いてもびくともしません。
5年間開けていないので完全に固着してました。
気持ちを切り替えて、
ラスペネをカバーの合わせ面とネジ穴にスプレー。
あて木にウエスを巻いてハンマーで「カンカンカン...」と根気よく叩く。
50カンカンぐらい叩いたでしょうか?
ようやくクラッチカバーが外れました!
カバーが外れたと同時にオイルが垂れてきます。事前にステンレスバットを敷いておきました。
カバー側にガスケットが残ってます。
あとで綺麗にします。
久しぶりに見るクラッチ。
左上と右下にノックピンがあります。
クラッチプレートの刻印。
「58.6.30」
昭和58年6月30日でしょうか。1983年製造だと40年経過してますね。
流れ出たオイルの量は100mlくらい。
ここから順番に外していきます。
この後ある難関をクリアできるのか?不安がよぎりました。
長くなったので続きます。