作 秋之桜子 演出 高橋正徳
@絵空箱
4月初以来のリアル観劇。感染対策は万全、観客のマナーも良好で、十分安心できる環境だった。
様々な工夫がなされていたが、それは関係者の皆さんが神経を使っておられることの証左でもあり、以前の日常を取り戻すのはまだまだ先なんだなとの印象も否めず。出演者との面会は叶わないものの、偶々後ろに演出の高橋正徳氏が着席されていたので、久々に話もできhappy 。フクダ&Coの福田社長、知り合いのIさんとも言葉を交わし、やはりこういった空間はいいなと改めて実感。
オトナのお伽話的なフレイバー、それでも中身は結構重く、近いはずの家族だからこそ伝えにくい本音という観点に、心中膝を打つ場面も多数。コミカルな中に潜むシリアスさ。演劇の楽しさに久々に触れて少し元気になったかな。
二人芝居だが、三人目のあの方の声は誰だか聞けばすぐわかる。個人的にはエンディングのあの声がツボにハマった。
今日が初日、明日が中日と千穐楽と短い公演。既に完売とのこと。観れて良かった。