激烈なショート争いを考える | ベイ焼売のブログ

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四半世紀以上のベイスターズファン

あっという間に春季キャンプが終わり、オープン戦が始まりました。
若手野手の躍動が目立ち、ポジが止まらないんだ(*^○^*)という状況ですね。
特に長年課題となっているショートのポジション争いが激烈です。

林琢真
昨季も春季キャンプ~オープン戦で活躍し開幕一軍を勝ち取るも、序盤はプロの壁に跳ね返されていた印象ですが、終盤に成長を見せ、CSでは1番ショートでフル出場。
今季もここまで「らしさ」が見えるアピールを続けており、レギュラーの最有力と見ている方も多いのでは?
応援歌が暫定で石井琢朗のものが充てられたことからも、ファンから期待されていることが分かります。

石上泰輝
昨年のドラフト4位で入団のルーキー。
入団当初は「え、この体型でショートなの?」と思ってしまいましたが。
そんな失礼な先入観をぶち壊してくれました。全然動けてる。
プロの壁にぶつかる時は必ず来るかと思いますが、走攻守全てでアピール出来ており、一軍の戦力に充分なり得る存在かと思います。
キャンプ・オープン戦ではセカンドも守っており、三浦監督もなんとか起用したいと考えているのではないでしょうか。

京田陽太
レギュラーを期待されてトレード移籍で加入した昨季は、長年続く打撃不振が改善されず。
それでも本職ではないサード、ファーストをこなし、チームの力になってくれました。
捲土重来を期す今季もファースト、サードでの起用が主になりそうですが、打撃のほうは現在好調。
ヒッチする、二度引きしてしまう、と散々ダメ出しされたルーキー時代の打撃フォームに戻しているそうですが、本人が気持ち良く打てるフォームが一番良いと思います。
守備力はお墨付きですし、打撃好調が続けば再び輝ける日が来ると思います。

西巻賢二
ここまでの起用法からして、スーパーサブを期待されているのが分かります。
しかしながら、ファームで3年連続15盗塁以上を記録した俊足を、ここまではかなりアピール出来ているのではないでしょうか。
とにかく走れる選手が少ないベイスターズにおいて、その走力は目を見張るものがあります。
二遊間で右打ちの選手は貴重ですし、打撃好調なら一気にレギュラーもありうるのでは?
ダークホース的存在ですね。

大和
年齢的にももうショートはキツいのかな。
代打の切り札としてベンチに控えてもらうような構想かと思います。
捕ってからの速さとか、そもそもの技術においては他の追随を許さない存在かと思いますが、やはり守備範囲が狭くなっているのは数字でも表れていますし、ショートのレギュラーというのは考えづらいですかね。
でも、まだまだ必要な存在なのは間違いないです。

西浦直亨
サード、ファーストでの起用が主になりそうですね。
ルーキーの時、開幕戦で三嶋からプロ初ホームランを打ったのを目の前で見ているので、活躍を期待しています。
ショートでの出場はないかもしれませんが、西巻同様、右の内野手は貴重なので、頑張ってほしいところです。

柴田竜拓
実のところ私は長年、ショートなら柴田、と思っていました。
守備力は抜群ですし、試合に出続ける体力もある。
超えられそうで、中々柴田という壁を超えるのは難しいんですよ。
ただ、見た目の割に速くない足、器用でない打撃など、そういうところがレギュラー取れない要因なんだよなぁ・・・と思っていたら、キャンプの守備位置からして、セカンドのバックアップ要員に格下げされそうな予感。
千賀からPayPayドームのスタンドに放り込めるパワーもあるんだから、頑張ってほしいです。
このまま控えで終わるのは勿体ないぞ!

森敬斗
すっかり皆様から忘れられてしまった存在。
無事之名馬とはよく言ったもので、そもそも怪我が多すぎる。
よく野球に取り組む姿勢を注意されていますが、我々ファンにはそこは分からないところ。
ただ、時々隙が見えてしまうのも事実・・・
今季は本当にラストチャンス。
ポテンシャルはナンバーワンですから、大外からの大マクリ、期待しています。