2024.08.10 横浜スタジアム

横浜DeNA 14 - 4 ヤクルト

梶原大爆発の5安打!チーム最多14安打19得点の原動力に!

 
やや精彩を欠いたヤクルト先発の高橋から初回に3得点。
幸先の良いスタートを切った後の2回表に2回に1点を返されスコアは3-1に。
強力な打線を持つヤクルトを相手に隙を見せたくないと思っていたので、この2回表の失点は私は重く受け止めていました。
 
その直後の2回裏。
先頭の西浦がヒットで出塁すると大貫が送って一死二塁。
ゲームの展開的にこの回を0点に終えると良くないと思っていたところで、1番の桑原がヒットで繋ぎ一死1,3塁に。
すると2番の梶原がショートの頭の上を超す見事なタイムリーヒットで4点目が入りまし。
その後、佐野、牧のタイムリーでこの回一挙4得点。
スコアを7-1とし、完全に試合の主導権を握りました。
 
この回の貴重なタイムリーを放った梶原はその後も立て続けにヒットを重ね、何と今シーズンチーム初となる5安打の大爆発。
圧巻だったのは5回に飛び出した三塁打。
相手3人目の石山の甘く入った変化球を捉えると打球はライトの左を破って右中間を割ります。
打球はライトフェンスへ到達するも、センターが素早くカバーに入っており、当然これは二塁打のタイミング。
中継のテレビが切り替わって二塁ベース付近を移しますが、そこには誰も映っておらず。
え?と思った直後、慌てて画面が三塁ベース付近に切り替わり、梶原が三塁ベースへスライディングをしていました。
この当たりで三塁打とは驚愕。
それも悠々と。
打った瞬間から抜けたら三塁を取るつもりで走ってはいたんでしょうけど。
それにしても速い。
一緒にテレビ観戦していた妻が「本当に二塁ベース踏んできた?」と目を丸くしていました。
そしてその三塁打を皮切りに打線に火がついたベイスターズはこの回3点追加。
 
この三塁打が3本目のヒットだった梶原は7回、8回の打席でも立て続けにヒットを放ち、何と5打席連続ヒットの離れ業。
昨日も3安打しているので、2試合で8安打ということになります。
これは明日の試合、相手は相当マークをきつくしてくるでしょう。
 
横浜にスピードキング誕生です。
 

大貫が7回4失点で4勝目

注目された大貫が味方の大量援護もあって7回を91球、7安打4失点で4勝目を手にしました。
村上には2安打を許しますが、その前の1,2,3番の出塁は2つだけ。
1つはサンタナに四球、1つは長岡に打たれたホームラン。
大量失点の芽を摘めてたことが効きました。
4失点はしましたが自責がついたのは2と言うことを考えればまずまずでしょうか。
大貫が先発ローテに戻れるとチームにとっては非常に大きい。
ほんの僅かに上昇の気配を感じることは出来ます。
 

19安打14得点

相手の守備の乱れもあり、とにかくランナーが多く出ました。
ヒットは19安打を数え14得点。
梶原の5安打の他にも、今日先発マスクだった松尾が3安打猛打賞。
3本目の右中間への二塁打はフェンス直撃、打った瞬間はもしかして、と思わせる打球でした。
これほどヒットが出ると本当に見ているのが楽でした。
 
ただ、こういう試合をすると得てして翌日はだんまりになるのが野球。
明日の先発はケイ。
このところ援護が出来ずに苦しいピッチングを強いていますので、とにかく目の前の1点をもぎ取る攻撃をしてもらいたい。
相手は強打のヤクルト。
セーフティーリードはありません。
集中して守って貪欲に1点を取りに行ってほしい。