2024.08.08 バンテリンドーム

横浜DeNA 4 - 2 中日

ジャクソンが集中切らさず7回3安打2失点で勝利

先発のジャクソンの初回、いきなり先頭の岡林に初球を狙われヒットで出塁を許し、やや心配な立ち上がりとなりました。
ただ、涼しいドーム球場のおかげか、今日のジャクソンは落ち着いていました。
2番福永に対してストレートで押し込む配球で三振に取ると、カリステをショートゴロ、細川も空振三振としてベンチへ戻りました。
そこからは波に乗ったようなジャクソンのピッチング。
ストレートは155キロほどに達し、チェンジアップを織り交ぜて中日打線を翻弄。
4回には牧の先制ホームランの後、自身のラッキーな内野安打も含めて4得点。
得点後直後のピッチングを心配しましたが、相手の3番、4番、5番を三者凡退に押さえてゲームの主導権を渡しませんでした。
球数少なくイニングを消化していましたので、どこまでいけるか注目でしたが7回に石川に2ランホームランを打たれて失点。
強いて言えば前の打者のカリステを自分のエラーで出塁させてしまったことが仇となりました。
こういうことの後に四球などで乱れるケースのあるジャクソンですが、切り替えて龍空をファーストゴロに。
この時、落ち着いてファーストベースカバーにも入れていましたので、今日のジャクソンは集中力が持続していました。
7回を投げて3安打2失点。
四死球は0というところが大きかったと思います。
久しぶりの勝利、ここから巻き返しを期待します。
 

打線は4回に集中打で4得点

4回に牧の特大のソロ本塁打。
本当はそのことを殊勲として書きたいところでしたが、今日の牧の5打席立ってヒットはこの1本だけ。
まだまだ状態が上がっていないと判断しています。
ただ、牧の先制ソロの後、一死からオースティンがヒット、宮﨑が四球、山本がしぶくセンター前へ持っていき満塁とすると、桑原の強いゴロがショートの右を破って2点目。
京田の犠牲フライ、蝦名の押し出し四球で4得点。
相手先発の松葉が乱れてしまったこともありましたが、何とか取れる点は取れたことは大きかった。
結局得点シーンはこの回だけですが、それだけにまとめた得点は貴重でした。
 
試合は4-2で勝利。
ジャクソンの後はウェンデルケン、森原と繋ぎ締めることが出来、やはり投手陣の力で勝ったと言える試合。
先発がある程度イニングを投げればウェンデルケンが居るブルペンはやはり頼もしい。
ここからじっくりとベイスターズの野球を再構築していきましょう。