2024.08.04 横浜スタジアム

横浜DeNA 0 - 4 阪神

ケイが5回に痛恨の被弾で4失点

先発のケイが初回に森下にタイムリーで1点を失うスタート。

ケイは3回にノーアウト満塁のピンチを招きますが、梅野、木浪、西と打ち取って無失点に。

ただ、木浪の当たりはファーストオースティン真正面へのライナーでついていた部分もありました。

このところ、中盤に乱れる傾向のあるケイ。

この日は相手の上位打線に多くの安打を浴びながらも粘っていたと言えますが、迎えた5回。

先頭の近本を林の好守備もあって打ち取ったところまではよかったのですが、2番中野に安打を許すと森下に四球でランナーを溜め、佐藤に3ラン。

ケイは5回を投げて8安打4失点。

四球は1つだけですが、その1つが要所で出てしまいました。

決して荒れていたわけではないですが、ボールが先行することが多く、置きにいくようなカウント球が多かったのは気になりました。

ここ数試合、中盤に崩れる内容が続いています。

日本の夏への対応に苦慮しているでしょうか。

克服のための策を講じてほしいです。

打線の巡りが悪く攻め手を欠いた

ケイが凌ぎきれずに敗けた試合ですが、打線が早いイニングで同点、逆転出来ていれば展開は全く違うものになった試合でした。

全体のヒット数は3本。

これでは勝てない、という数字ですがその内容は十分に得点チャンスのあるものでした。

2回にオースティンのヒットからチャンスを作るも、下位打線でどうにもできずに無得点。

4下位も先頭のオースティンが二塁打で出て一死三塁まで進めますが、6番度会が最もやってはいけない内野フライに倒れるなどで無得点。

2度も得点チャンスをものに出来ないとなると、流石に試合の展開は変わります。

しかし、結局今日のところ、1番の梶原に1度も出塁が無かったことで、打線の巡りが悪くなったと私は見ています。

相手からみて、最大の驚異はオースティンになりますが、オースティンから始まる攻撃であればさほど怖くないのが現実。

その意味で、とびきりのスピードを持つ梶原の存在はまさに相手にとって驚異。

この試合では4打席出塁がなかったことで、上位打線でチャンスメイクがなかなか出来なかったということと、そのことでオースティン始まりの攻撃が多く、つまり巡りがか悪くなってしまいました。

こればっかりは最早どうにもならない。

巡りが悪くても低打率の下位打線で得点できる場合もあるし、それも野球。

ただ、梶原に当たりが出るか出ないかでベイスターズの攻撃力はかなり変わります。

梶原の存在感は増しています。

オーダーに関して、私としては6番に蛯名を使ってもらいたかったです。