2024.07.19 神宮

横浜DeNA 8 - 7 ヤクルト

両軍合わせて33安打が飛び交う乱打戦を制する!オースティンが2発4打点!

投高打低と言われる今シーズンのプロ野球。
そんな中、ベイスターズが17安打、ヤクルトが16安打、合計33安打が飛び出す乱打戦となった、まさに夏らしいゲーム。
梶原のタイムリーで2点先制した2回の攻撃。
オースティンが仕上げの2ランホームラン!
逆転された後の6回表では梶原の同点タイムリーの後、勝ち越しとなる2ランホームラン!
2本のホームランで4打点の大暴れ。
今日は先発のジャクソンが4回途中に突如体調を崩し、緊急降板するアクシデント発生。
その後に出てくるリリーフ陣も苦心のリレーが続きますが、そんな中でオースティンの活躍は大きな支えとなりました。

先制タイムリー、同点タイムリーの梶原がゲームを支えた!

1番に入っている梶原が攻撃の起点となりました。

2回にジャクソンの送りバントで2アウト2,3塁としたところで、外角のボールをレフトへ強くコンタクト。

走者二人を迎え入れるタイムリーヒット。

中盤に逆転された後、6回表に度会の二塁打でチャンスを作ると、またも梶原がライト前ヒットで同点に。

一番欲しいところでそれぞれタイムリーが出た梶原は3安打3打点。

打率も.275まで上げてきています。

梶原には圧倒的なスピードもあるのが魅力。

インパクトのある1番打者としてベイスターズの攻撃の起点でいられるか。

今後の活躍に期待!

 

京山を支えたオースティン

2点リードで迎えた6回裏。

京山がヒットと四球でノーアウト1,2塁のピンチ。

特に西川に与えた四球はストレートが制球出来ておらず、明らかなボールを連発しての四球。

ここでオースティンが京山に近寄り、グラブを叩きながら京山に力強く声を掛けました。

「大丈夫だ、ここで打たれてもまた俺が打ってやるから心配しないで思い切りよく投げろ」

と、私には聞こえたような気がしましたwww。

1番の長岡に対しても3ボール0ストライクと暗雲が立ち込めましたが、ようやくオースティンの声掛けの効果が出たか、4球目に内角に指の掛かったストレートが決まり、これがきっかけとなったかファールで粘られながらも6球目でショートゴロに仕留めました。

1アウト1,3塁から川端を三球三振に。

無失点のまま2アウトとなり無失点の芽が見えてきたところで3番の宮本を迎えることになります。

ここまでは良かったのです。

またも理解に苦しむベンチのタイム

ここで・・・

ベイスターズベンチはタイムと取って大原コーチがマウンドへ。

え?・・・・・

先日、東がピンチで2つのアウトを取ってゾーンに入ってきたところで水を差すタイムを入れて手痛い一発を喰らったばかり。

特に、京山というピッチャーはストライクが入らなくなるとバランスを取り戻すのに時間がかかるタイプ。

せっかくオースティンの喝でバランスを取り戻したのに。

ピンチ脱出まであと1歩のところまで来ている。

ここでまた余計なタイムを取って、相手打者にも考える時間を与え、京山にとっては迷惑な話。

仕切り直して宮本へのピッチング。

2球連続でストレートが抜ける、いわゆる京山の悪い時の癖が再発。

今度は山本がタイムを取ってマウンドへ。

すると3球目の外角ストレートで空振でストライクを取った事でバランスを取り戻したか、ファールを1球挟んでカウントを2-2に戻すと、最後はアウトローのストレートがビシっと決まって三振、ピンチ脱出に成功。

結果は良いものとなりましたが、今日もまた取り返しのつかないことになるところでした。

ベンチやグラウンドには我々の目には見えない事情はあると思いますが、どうにもタイムを取るべきタイミングに疑問を覚えてしまいますね。

それにしても、キャッチャーの山本は攻守に活躍。

そしてオースティンが勝利に向かって仲間に声をかけたりすると、やっぱり締まりますね。

 

今日は攻守にオースティンと言ったところだったでしょうか。