2024.07.03 横浜スタジアム

横浜DeNA 3 - 5 ヤクルト

初回の先制パンチ以降は防戦一方、最後は凌ぎ切れずに痛い敗戦

初回に牧の3ランが飛び出していきなり3得点。
これは確実に勝たなくてはならないといけないゲーム。
しかし結果は終盤に逆転されての痛い敗戦。
トータルでベイスターズは4安打しか出ていないことから、まったく攻め手を欠いてしまったので敗けたこと自体はまったく不思議ではありません。
ただ、それでも初回に3得点。
拾えるゲームであり、こういう試合を拾えるかどうか、それが上に上がっていけるかどうかの瀬戸際になります。
 

濱口の出来が散々

先発の濱口があまりに状態が悪すぎました。
1回、2回と1失点の中で63球もの球数。
ストレートにはまったく強さがなく、チェンジアップは全て高めへ。
しかも変化球ばかりの配球で、相手の打ち損じを待つようなピッチング内容でした。
私としては3回に一死から村上にヒット、サンタナに二塁打とされたところでお手上げ状態。
試合を作って行くイメージが全く湧きませんでした。
しかし、登録メンバーを見渡してもこんなに序盤からロング想定で投げられそうなピッチャーもおらず、昨日も6回から多くのピッチャーをつぎ込んでいるだけに苦しい展開。
ここを奇跡的に1失点で済んだことで、更に4回も続投。
その4回も先頭を四球、、、、
相手が送りバントを出来ず、一死一塁となり、1番山田を三振に取った後、また四球。
結果的に相手の打ち損じで無失点に抑えるも、4回までに投げた球数は実に101球。
濱口はこの回をもって降板。
先発ピッチャーを中心に活路を見出すチームであるベイスターズにとって、このピッチング内容は散々だったと言わざるをえません。
3点あったリードも1点差になり、濱口は最悪の雰囲気だけを残してマウンドを降りることになりました。

リリーフが何とか凌ぐも打線が1点が取れず

5回から登板したディアスが強いボールを低めに集めて村上、サンタナ、長岡と三者凡退に。
これで少し流れが変わるかなと期待。
すると6回には昨日から連投となる京山がやはり三者凡退とし、良い感じで来ているぞ期待させました。
ところが打線がなかなか1点が取れません。
そして7回。
京山が回跨ぎで登板したところをみて、多くの人が嫌な予感が走ったのではないでしょうか。
結果、先頭を四球で歩かせ、途中で坂本を救援に投入しますが、村上に同点タイムリー。
下位を跨がせるならディアスの報でしたかね。
最終的には森原が9回に失点して敗戦。
ただ、今日の試合はどうにも相手に流れを渡してしまう状況が多かったです。
こうなってくると明日のリリーフもリソース的に難しい。

サンタナに打たれたストレートは悔い

最後にサンタナに打たれたストレートは悔やまれます。
あれは外しに行ったのか、、、、、
追い込んでいただけに、慎重にいくべきでした。
ヒーローインタビューではランナーを還すことだけを考えていたというサンタナ。
外角のストレートをライト方向に飛ばすにはうってつけの球となってしまいました。
これは、配球ミスと私は思っています。
 

しかしやはり攻め手が無さ過ぎた

先発の濱口に対して、相手先発の山野が見事なピッチング。
牧が3ランで3点取ったにも関わらず、いつでも追加点が取れると思ってしまったでしょうか。
相手にいいように料理されました。
結局両チームの先発ピッチャーが試合の流れを作り、それが結果となった、そういうゲームとなりました。