2024.05.30 横浜スタジアム

横浜DeNA 5 - 6 楽天

宮﨑が夢を見せてくれた

 
スコアは2-6と4点差となって迎えた7回裏。
蝦名、森と凡退して2アウトランナー無し。
ただ、試合全体を考えると、8回、9回に4得点をするならば打順を進めておいてせめてクリーンアップがあと1度まわってくる展開にしないといけません。
そんな中、オースティンが四球。
続く筒香がしぶとく内野安打。
二死ながら1,2塁。
ここまでくると1点くらいは取っておきたいところで、前の打席で一時勝ち越しとなるソロホームランを放っている5番宮﨑。
その宮﨑がレフトポール直撃の3ランホームラン。
まさに、ここで一発、というところでその一発が出て、スコアは5-6、一気にクロスゲームとなりました。
 
その後、相手の強力なリリーフ陣に抑え込まれる形で敗戦となりましたが、まさに野球は何があるか分からないというところを宮﨑が魅せてくれました。
 
ただ、この事案。
人の振り見て我が振り直せではないですが、2アウトランナー無しからの四球を出すことの恐ろしさでもあります。
その意味では9回のマウンドに立った坂本がまさに二死から四球で出塁を許しました。
この時は事なきを終えましたが、野球は本当に何があるのか分かりません。
 
この試合は四球でピンチを広げたベイスターズが破れています。
明日は牧が登録される見込み。
新たな気持ちで、しっかりとした戦いを見せてもらいたい。
 

石田、6回に逆転を許して敗戦

5回裏に宮崎のソロで勝ち越し、2-1と1点リードで迎えた6回表。
続投の石田。
締めなくてはならないイニング。
しかし。。。
先頭に四球。
結局そのままピンチを広げて一死2,3塁から一塁ゴロで1点取られて同点に。
更に浅村に四球で1,2塁。
このピンチから鈴木大地にしぶとくレフト前に落とされて逆転を許しました。
私は同点に追いつかれ、その後の浅村に四球を出した時点で石田は交代すべきと考えました。
確かに鈴木のタイムリーは良い当たりではないですが、だからと言って打ち取ったと言える打球でもありません。
テンポが悪く流れを作れない状態を断ち切る意味で交代を決断すべきと考えました。
ただ、昨日はピンチで坂本を出してタイムリーを浴びていますし、リリーフ陣の顔ぶれを考えても誰が投げるべきかという部分は判断が難しかったでしょう。

拙攻も拙攻、送りバントの差が出た

今日もベイスターズは拙攻に続く拙攻。
蝦名の走塁ミスに石田のバント失敗。
4回裏に先頭の山本、続く大和の連続ヒットで無死1,2塁。
ここで石田がバント出来ずに一死1,2塁に。
蝦名はライトフライで、森が三振。
まさかの無得点。
相手はとにかくバントで送ってきていますし、逆転を許した6回も無死1,2塁からきっちりと送りバントを決めて勝ち越しに繋げています。
しっかりと作戦を実行できる力、これは普段から徹底していないと出来ないことで、その差がはっきりと出てしまいました。

明日、牧が一軍合流、流れを変えろ

課題のある守備、走塁、バント、リリーフ陣、その他諸々、、、、
突然良くなることはありえません。
ただ、見るべきところもあります。
 
今日、1点ビハインドで迎えた最終回。
相手クローザーの則本に対し、蝦名が初球を狙って三遊間へのヒット性の当たりも相手守備に阻まれアウト。
続く2番森敬斗も初球の甘いスライダーを狙ってレフトへの大きな当たり。
これはチームとして則本のカウント球を狙えと指示があり、それを選手が実行。
結果は良くは出なかったものの、潔い指示に選手たちがすっきりした脳で対応できたと私は見ています。
 
打つなら打つ!
余計なこと考えずにベンチの作戦を実行する。
ベンチは選手たちが打席内で割り切って対応が出来るよう明確な指示を。
 
そこに牧が加われば、必ず攻撃力は上がるはず。
 
明日からの戦いに期待します。