私は身売り問題に関しては触れないように努めてまいりましたが、今日は少し書いておきます

今シーズンも途中から身売り問題がずっと話題にあがり、様々な企業名が出てきました。
現在報道ではDeNA社と大筋で合意ということですね。

ところが・・・・
この大詰めという段階になって地元企業が名乗りを上げたとのことです。

京浜急行です!

京急が横浜と縁のあるの企業と連合チームを作って球団買収に乗り出したとの記事を見ました。
京急の他に名前が出いるのはミツウロコ。

京浜急行に関しては全国区の名前で、当ブログを読んで頂いている皆様によもや知らない人はいないでしょう。

ミツウロコ社はもしかしたら聞き覚えのない方がいらっしゃるかと思いますが、地元ではいわゆる「ハマボール」です。
現在は『ハマボール イアス』という名前でアミューズメント施設を展開しています。
但し、このミツウロコはもともとは固形燃料を扱う企業で、そのほかにも運送、電力、ミネラルウォーターなどで事業を行っているそうです。
いわゆる生活インフラ事業がメインです。

京急にしろ、ミツウロコにしろ老舗の企業であり、社会の信頼度は非常に高いもので
す。

そういった企業が横浜買収に乗り出してくれたこと、私は非常に嬉しく思います。

が、去年もリクシルと交渉している最中に名乗りを上げたノジマを門前払い同然でしたし、TBSHDの出方が非常に興味深いです。
DeNA社は他球団のオーナーから参入には反発があるということです。

ノジマさんは企業体力を指摘され続けていますが、今まで名乗りを上げたどの企業よりも熱意を感じるので、ぜひとも連合チームに入っていただき買収に関わって欲しいなと思います。


さて、話を少し変えて・・・
実は気になっていた企業があります。

私はこの数ヶ月の間に名前の上がった企業の中で、もっとも期待していたのはエネオスこと新日本石油でした。
横浜に巨大な工場を持ち、社会人チームも横浜に本拠を置く名門中の名門。
以前に西武グループがプロとアマの両方を保有していたこともあるので、プロアマを持つことの問題回避は容易と見ています。
加えて、エネオスは実は横浜ベイスターズと非常に縁のある企業。
新日本石油と横浜ベイスターズは提携して「横浜ベイスターズ・スポーツコミュニティ」というNPO法人を運営しています。
また新日本石油は日本のトップ企業でもあり、売り上げ高だけを見ても他の企業とは段違い。
他球団のオーナーを納得させるにはまったく障壁はないと思われます。
なので、個人的にはまだこのエネオスが交渉の一つとして水面下で行われているかな?なんて思ってます。

残り試合がありますので、この話題には触れずにいようと思いましたが・・・・・
地元企業が立ち上がったということで少々敏感に反応してしまいました。

DeNA社は横浜残留の方向で話を進めているようですが、私はまだ疑問符だらけなんですよ・・・
新興企業だけに新しい改革を期待することも出来ますが、逆にまだまだ不安定要素も多いことも事実だというのが私の正直な印象。
去年の暮れから今年にかけて同業のGREEへの営業妨害があったことが発覚するなど社会的にも信頼度は高いとは言えません。
ただ、横浜球団を背負ってもらえるということ自体は実に喜ばしいこと。
誰かがお金を出してくれなきゃプロ野球が始まりませんからね。

結局のところ見守るしかありませんね。