今日は、日ハムから来た期待の新外国人、

タメールスレッジについて書きましょうかね。


契約金の高さはあるものの、私はこの人の獲得に関しては大賛成でした!

やっぱり強いチームの主軸を売っていた人ですからね!

日本の野球にも慣れていますから、大外しは無いかなって思っています。


さて、このスレッジ。

昨年のデータをチラっと見てみましょう。


スレッジ2009年の成績

打率 .266
本塁打 27
打点  88

出塁率 .359
長打率 .529
OPS .888

打率が.266といまいちふるってないですねぇ~

ベイスターズではケガさえなければ5番でほぼ当確路線ですが、5番打者としてはもう少し欲しいところ。


ところが出塁率は凄く高いというわけではないですが、去年.369だった内川に近いです。

逆に内川に物足りなさは感じますが、5番打者としてのスレッジはこの辺りでいいでしょうか?


本塁打27は、まあ合格路線ですが、できれば30は超えて欲しいですね。


打点は、打率、本塁打を考えればこのあたりでしょうかね。


さて、光るのは長打率!

村田が46本のホームランを放った2008年は.665と驚異的な長打率でしたがこれは別格。

それ以外の年は村田も.550近辺です。


出塁率+長打率の式で求めるOPSも当然高い数値を示しています。


単純にスレッジの場合は打率を高めたいところ。

で、彼の打撃はもうとにかく来た球をひっぱたく!

打球の方向はライト方向がめっぽう多い!


だから相手チームもしばしば変則シフトを敷きます。

頃は1.2塁間が圧倒的に多いので、ファースト、セカンド、ショートが1.2塁間にポジショニングします。


しかしスレッジは構わず引っ張るという打撃。


結局これが打率がいまいち伸びない一つの要因になっています。

長打率が高いのは、ゴロで間を抜く単打が少ないからではないでしょうか?


彼に対してどんな打撃を求めるのかは考え方があるかと思いますが・・・・


去年パを制した日ハムは小技チーム。

その小技チームにあって、この打撃でレギュラーで出ていたわけです。


横浜ではどうでしょう?


私はスレッジには今のスタイルで良いのでは?と思います。

彼には数字に表れない劇的なホームランがありますよね。


ここぞというところでやってくれる選手なんですよ。

そういう不確かなことをあてにするのは良くないですが、尾花監督のアナライジング・ベースボールが何かを変えてくれるかもしれません。


で、私は結局そんなスレッジに大きな期待を寄せています。


戦うチーム、強いチームの気質を横浜に吹き込んで欲しいです!

劇的なホームランが多いということは、試合を決める大事な場面での集中力が高いということでもあります。


その集中力、横浜が一番無いものですよね。。。。

徹底的にチャンスに弱かった、左の大砲もいましたね(苦笑)


それに打つだけでなく、四球さえ選んでくれれば後ろの吉村がやってくれるでしょう。


私は点ではなく、線の中にいる5番打者となって欲しいです!!


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