久しぶりにメガソーラー探索に行って来ました。
高知市から東に1時間ほどの安田町です。
安田町と荒川電工(高知市)が共同出資して
会社を設立して作った発電所だそうです。
資本金1000万円を町と業者が6対4で分けて
出資して建設コストが3億円。
それぞれ保証人になって資金を調達したのでしょう。
遊休工業団地用地活用の良い事例になりそうですね。
場所はこちら
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建設費 3億円
出力 1MW
面積 1万7200㎡
他にデータは見当たりませんでした。
少し急な山道を迷うことなく山頂を目指すと
景色の良い高台に出ます。
ここなら津波の心配もありませんね。
と思ったら津波の避難地域に指定されていました。
こちらが発電所の様子。1MWですが
角度が恐らく10度ほどと浅いので
出力以上に面積が広く見えます。
まるで一枚の巨大なパネルを
見ているかのような感覚にも陥りました。
斜めから見るとこんな感じ。
一番奥の箱がパワコン。
その手前に高圧トランスが
キュービクル外に出ていました。
これは少し珍しいかもしれません。
南向きに遮蔽物は一切ありません。
太陽光発電所用地としては最高ですが
工業団地計画としては失敗ですね(-_-;)
横から見ると角度の浅さがわかります。
南側の道路が少し高くなっていて
見晴台の役割を果たしてくれていたので
非常に見学しやすかったです。
また、これにより海風が妨げられるので
災害にも強くなりますね。
角度が浅いのは主に台風対策でしょう。
フェンスが近いので影の影響が心配ですが
見学者としては嬉しい限りでした(^^)
北側にはもう少し土地に余裕が
ありそうでしたが予算の都合か
変電所のバンクの都合かで
1MWに抑えたのでしょう。
高知は水力発電所しかないため
電力の殆どを県外から持ってきています。
そのため、この辺りは大きな
変電所はないそうです。
パネル間は狭いものの、メンテナンス用の
外周道路はしっかりしていました。
それにしても隣の工場からいい香りがするなぁ。
と思ったら隣が土佐鶴酒造でした。
日本酒大好きなので昼間から飲みたくなりました。
特に土佐鶴は味が媚びてなくて好きです。
大好きな太陽光発電所と酒蔵が並んでいるなんて
私にとっては天国のような光景でした。
よって命名、ソーラーセイク。
Solar Sake
ソーラーサケだといまいち締まらないので(笑)