3日目(手術翌日)

朝に胸と左手指に付けていたセンサーおよび尿管を外しました。
これで付けているのは点滴のみとなり身軽になりました。
早速洗顔をしました。
下唇の皮がパリパリに乾いていて湿らすと簡単に剥がれてしまいました。
むけたのではく、ぺらっと外れました。(すでに新しい皮ができていた?)

手術翌日は食事は無しで、内視鏡検査とX線透視検査があります。
透視検査が終わると水分をとることができます。
検査が終わったのは夕方でしたので手術前日の夜から約2日間飲まず食わずです。
デイルームで冷水を飲むと、すっきり一段落した気持ちになりました。

看護師さんは皆良い方々でしたがこの日の日中の担当の方はとても素敵な方でした。
二つの検査ともその場で説明が無かったのですが、
看護師さんは説明を受けたかを私に確認し、
看護師さんのノートPCで検査画像を見せてくれたり、
検査室に戻って検査結果をきいてくれたりしました。
トンネル入り口にちゃんとクリップが並んでいました。
バリウムの通過も問題ありませんでした。
すべてのPCでリアルタイムで情報共有できているみたいです。

TVを見たり昼寝して過ごしました。

(追記)
そういえば手術日夜から翌日にかけて37度台の発熱がありました。
治療に身体が反応したのですね。
解熱剤は服用しなかったと思います。


4日目

朝、点滴も外れ完全にフリーになりました。

朝から食事も始まりました。
朝昼は噛み応えのない食事でしたが
夕食は焼き魚やポテトサラダもあり
ご飯が3分粥とはいえ入院前の食事より量が多いくらいでした。
飲み込みでにぶい痛みはありますが普通に落ちていくので感激しました。

この日からシャワーを浴びて良くなりましたので夕方浴びてさっぱりしました。

受け取っていた「入院中アンケート」の用紙に自分のアカラシアの程度と
手術でどのくらい筋層を切ったのか知りたい旨記入し提出しました。

順調にいけば明後日退院だと思うと嬉しくなりました。
POEMがいかにからだに負担が少ないか、確実に症状改善できるかを身をもって感じました。