「〇〇さん、〇〇さん。」





看護士さんの呼び掛けで目が覚めました。





手術室です。
まだ口の中に配管?されたままです。





看護士さんの呼び掛けに軽く頷くと
口の管を取ってもらいました。




手術前と同じようにボクの右側に立った看護士さんが
「無事、終わりましたよ。」と話しかけてくれました。





手術前と違い、看護士さんの顔がみえます。





「顔が見えます。」
看護士さんの呼び掛けにそう答えます、





視野が回復し、視界はかなり明るくなっています。




ベッドのまま、術後CTを撮りに行き、




ICUに入室しました。




ボクにとっては一瞬の感覚でしたが
ICUにはいった時に見た時計は午後3時過ぎでした。



ふと見ると、両腕には3本の点滴。
指先には血圧や、心拍数等を管理するセンサー。
口元には酸素のマスク。
まるでドラマで見る入院患者・・・




などと思っていると両親が入って来ました。




手術中ずっと待っていた両親はボク以上に疲れているようです。




愛犬キックの月命日。




ボクの代わりに墓参りを頼みました。





「守ってくれてたのかなぁ?」












Android携帯からの投稿