久し振りの遊漁船業務主任者実務研修で研修生を目一杯かわいがってやろうじゃん
今までは、釣り客の立場で上げ膳据え膳で全てお任せだったわけよね。
さぁ〜今日からプロフェッショナルの世界へ飛び込もうとしてるわけで
のほほーん的ポーちゃんじゃ済まないのよ。
実務となれば、ど素人感覚は全て捨てなくては,自分どころか他人様の世話なんて到底無理
開業すれば、初めて分かる大変さが・・・
イラッとすることも
感謝することも
とにもかくにも安全第一
コレのほかに無いでしょう
釣りの腕前はと言えば時が解決してくれる。
指導出来るレベルかどうかは本人の釣りへの情熱だけ
好きこそ物の上手なれです。
初日とあって緊張もするでしょうが
慣れは禁物
陸に上がるまでが業務
意外と孤独な仕事なのよねぇ~
ホントは、釣り客の立場で居るのが幸せなのかもしれないね。
ましてや船長と業務主任者兼務となれば
仕事量は倍
ショートスリーパーじゃないと務まらない業種
寝太郎と無精では3日と持たないわけ
プロガイドなんて見た目は良いけど
素人に毛の生えた程度もわんさか居る事も事実
まぁ~ご縁があってうちの門を叩いてくれたなら
本物になれるよう仕立てて見せますけどね
遊びじゃない実務研修
発航前の点検はもとより海況把握に気象情報などなど
船長から次々と求められる実戦形式
え~っとなんて言うもんなら
だから素人なんだよなんて叱責機関銃
嬉しい事に今回の研修生は優秀です。
次々と正確な回答が返ってくるわけで
船長も安心して出船となるんですね。
当然、船長は全て分かっていますけど

甘やかさないのがプロの世界のイロハのイです。
昔から板子一枚下は地獄
穏やかな海況ばかりでは無い自然界
天候急変で時化になれば海は一変
牙をむき始める事も
経験した事もない環境に置かれるやもしれません。
いざそうなっても、うろたえる事もなく安全に釣り客を帰路に付かせる船長でなければ
素人同然
研修は一歩一歩研修生をプロの世界に導いて初日の研修は海上で終了
さぁ~ここからは飴と鞭の飴ちゃんタイム
とは言え、釣りで飯食うのがプロフェショナル
フィールドを完全網羅してることで釣らせることが出来るわけで
もちろんターゲットの生態、習性の魚類学も
所変わればと言うように当然同じ湾内でも環境が違う事も把握しておかなければ釣れるものも釣れないわけで、一番素直に耳を傾け引き出しを増やそうとする人たちは、ビギナーともっと高みを目指す超~ベテランアングラーさんだね。全然お話にならないのは( ^ω^)・・・
耳を傾ける人たちの共通点があります。それは「なるほど~」「勉強になります」この2点

私も生涯修行の身
身体は勿論衰えていくけど、事釣りの研究だけは寝ても覚めてもなんだよね
競技屋人生長かったから、仕方がない面も身体に染みついてるからだろうね。
と言うことで
限られた時間の中で釣る技術伝授でマンツーマン指導でビシバシです。
ここでも素人的なことはさせません。
プロの釣技を教えなくては、○○に毛が生えた程度なんて揶揄されかねません
とは言え何でも一日にして成らずなんですけどね
先ずは、旬のものをやっつける
そこそこ位じゃ及第点なんか出す事も出来ません
人が釣れない時に釣る
丁度周りにはプレジャー船団が居るじゃない
どれどれ双眼鏡で・・・
だれーれも釣れてない様子チャンスです
スポッター兼トレーナーの船長の全て言うとおりに
ここでは竿抜けを全て頂くボートポジからの打ち込みで頂いて行きます。
目からウロコの研修生さん
技量的には、研修生は素人に違いないですが、背後からコントロールされての釣り
私がやってるかのように操作されるとは夢にも思わなかったでしようね。
これで、普段自分がやってる釣りとの差が分かれば収穫アリですね。
引き出しも増え概念も変わり
一皮むけてイイ男に成るってものでしょう(笑)
バラシも絶好調
掛けた数と同等か
まだまだですが
このエリアではぶっちぎり




研修後の飴ちゃん釣果は大変よく出来ましただね

次の研修は実戦
釣り客を乗せてることで更に緊張することでしょうね