かつて高校の時の担任(現国)から、
「べいふぁんくんは、話してることをそのまま文章にすればいいのに…」
と言われたことがある。
それぐらい話すことに苦手意識はなく、むしろ文章にすることは甚だ苦手としていた。
加えて小説を読むのは好きなのだが、やはり現代国語のテストとなるとまるで苦手。
「下線部から、登場人物の気持ちはどのように考えられるか?」
のような問いは、あまり好きではない。
正解としては、叙述に基づいた答えを書くのが正しいのであろう。
ちなみに私にそのような問いを出されると…
「◯◯と考えるのが妥当。でも本当はそんなこと考えてないんじゃない?△△だって考えられるよね。いや!逆に◻︎◻︎と考えるパターンだって考えられるぞ!…」
なんて深読みしすぎて、結局時間オーバー…言葉で言えれば、無理矢理な説明でも説得しきってやる!てな風に考える偏屈ぶり。
まあテストでは、満点はもらえないでしょうね。
そんな私ではありますが、先日およそ20年以上ぶりに試験を受けたのですわ。
『小論文』…おやっ、思った以上にすらすら書ける。しかも思ったことを理路整然と構立てて書けたし、しかも時間も余らせて推敲までもできるとは…意外やな〜
『面接』…むむむっ。まさかのド緊張。
話すことには自信があったけど、ちゃんとしたことを言おうと思ったら、緊張がより一層増してきた。あれっ、あの言葉はなんって言うんやったかな…
まさかの大逆転。
どうやら話すことが『全般的に』得意ということではなく、適当なことを『さもあったかのように話す』のが得意らしい。
これじゃ詐欺師まがいやわ。
なんとなく受けていた面接ならば、適当に大丈夫だったのかもしれないけど、まあ今回はちょっと特別やったもんで…。
苦手なものは、年を経ると変わることをあるやね。