『自活寿命‥』

 

先日、新聞各紙に「健康寿命」という言葉が載っていました。平均寿命と健康寿命との差が、「医療または介護を必要とする年数」とのことだそうです。

 

介護を中心に考えると、サポートを受けずに生活できる「自活寿命」と寿命の差が、何らかの介護が必要な年数になると思います。

 

核家族化が進んだ昨今、老齢者のみ世帯では、家庭内での若年者への家事分担ができないため、老齢者の担うべき家事の範囲が拡大し、生活するための援助が必要となる人が増加しているように見受けられます。

 

 食事の準備、洗濯や掃除などは日常生活のために不可欠であり、それらの用務は、老齢者のみの世帯でも「世帯内対応」を求められていると言えます。

 

 

医療の進歩を一つの要因として日本人の寿命は顕著に伸びました。非常に喜ばしい、嬉しいことです。この寿命の伸びに自活寿命も同じ程度に伸びるとハッピーなのですが、現実には厳しいものがあり、感覚的には、この差は広がってきているように感じます。医療の進歩も一因として、老人のみの世帯が増加しており、生活支援という自活援助が欠くべからざるものになっています。