先日のヘッドハントの話し、断ってくるはずがぐらぐらきてしまった。



人は何のために働くのか。
そんな事をまじまじと感じてしまった。



今の生命保険営業マンという仕事は本当に大好きだし、この仕事に巡り会えた事に対して本当に感謝している。



ただ。



ただなんですよ。



全てとまでは言わないが、満ち足りて毎日この仕事、いや会社に従事しているかというと疑問符がつく。



昨年上半期、思いっ切りぶっちぎってトップの座を掴んだ。新記録も作った。



帝国ホテルで特別表彰も受けたし、記念にチャンピオンジャケットを仕立ててもらった。



下世話な話しだけど、「それなりに」業績賞与も出た。



ただ、本当に頑張ってよかった!って心の底から思う事は出来なかった。



チャンピオンになったのに、会社の扱いはぞんざい極まりないものだった。あまりのひどい対応に二度も表彰の辞退を申し入れた。



チャンピオンジャケットを表彰式で専務に着させてもらったが、会社は単に「そういう儀式」がしたかっただけ。僕は着せ替え人形に過ぎない事も分かった。



業績賞与は本音「あんだけ頑張って、たったこれっぽっち???」って額だった。



僕ら生命保険営業マンの活動費は全て自分持ちだが、フル回転した上半期の活動費を清算したら、業績賞与は跡形なく吹き飛んだ。



上半期、死ぬ気で歯を食いしばって、必死で働いてきたのは一体何だったんだろう。



ほんの一瞬の栄光は手にしたが、その他は結局、何も残らなかった。



下半期に入ってからというもの、会社への信頼や忠誠心がぐらついて、少ない報酬に将来が不安になっていた。



そんな矢先のヘッドハントの話し。
ある意味では渡りに船。



これから二回目の面談に臨んできます。



Android携帯からの投稿