暑中お見舞い申し上げます。
危険な暑さが続いていますね。
さて、そんな暑い中、先日、姉とケンカしまして。(知らんがな)
40代姉妹のケンカなんかどーでもいいわ!って感じですが(笑)
でも、マルセイユタロットを引いて
「教皇」、「女教皇」、「太陽」が出たので、この件について書いてみます。
なんか「太陽」とか出そうだなー(私は太陽が苦手)と思って引いたら、
やはりメインに「太陽」が出ました。
補助やアドバイスカードとしては、「教皇」と「女教皇」が出ました。
5番 教皇(ウエイト版・司祭)
自分の正しさや信念に従う。
2番 女教皇(ウエイト版・女司祭)
自分の譲れない線を守る。
そしてメインは、19番 太陽
思い通りにいかない他人と自分が融合して作られていく世界。
3枚あわせますと、
それぞれの正しさや線を守りつつも、そればっかりやってたらケンカになってしまうので、そこをうまい具合にやって行く
という感じに読めると思います。
私と姉は基本的には気が合いますが、性格のタイプは違います。
例えば12星座で言うと、
私は水星・金星が乙女座です。
姉は水星・金星が水瓶座です。
占星術上は、乙女座と水瓶座は150度となり、試練を通して学ぶ間柄と言われます。
太陽は風星座同士なので、
普段はお互い話が早くて、楽しめる関係なのですが、
複雑な問題を協力して一緒にやるとなると、どうも上手くいきません。
私、小言を言う。
姉、うるさがる、気にとめない。
みたいな感じなので、
本当に現実的にちゃんと考えてるのか?というような流れで、私が怒ります。
なんかいかにも乙女座と水瓶座っぽいやりとりのような気もしますが(^_^;)、
もちろんこれは星座で片付く話ではなく、
お互いが抱えている考え方の癖(タロットで言う力や悪魔)によるところも大きいと思います。
姉は昔から、心の修行?っぽいことが好きなので、今回も
「他人の文句を言うと自分も縛ることになるので受け入れましょう。」
みたいなことをメールしてきましたが、
私は心の修行はしていないので(笑)、引き続き文句を言いました。
「他人の文句を言うと自分も縛ることになるので受け入れる。」というのは、
一見、太陽に近いけれど、ちょっと違うなー
と思います。
だって、タロットの19番「太陽」って、
もっとガチャガチャしたイメージだからです。
金子みすゞさんの「わたしと小鳥とすずと」という有名な詩で、
みんなちがってみんないい
という言葉がありますよね。
私もこの詩は好きです。
(特に、NHKみんなのうたで、新垣勉さんと杉本竜一さんが手がけて歌になったのを聴いて以来、ますます好きになりました。)
タロットの太陽は、
「お互いの違いを楽しめる喜びの世界」ではありますが、
実際リーディングで引いてみると、決して「いいよね」とは言えないような、明らかにマイナスなシチュエーションにも出ます。
なので、太陽は、
みんな違う。
でもその場に一緒にいる。
というようなイメージなのだと思います。
第一、血縁って、切れないですよね。
嫌なお友達とは疎遠になればいい。
会社は最悪、辞める選択もある。
自分で選んだパートナーでさえ、紙一枚の手続きで他人になることもある。
でも、この世に生まれて、気が付いたらそこにいた親族だけは、切る方法がない。
もちろん、会社や自治会やお友達だって、いろんな事情でなかなか切るわけにはいきませんよね。
ご近所さんが嫌だからって簡単に引っ越すわけにもいかないし、仕事は生活費だし、友人も家族の仲良しさんだったら、来ないでってわけにもいきませんし・・・。
20代の頃務めていた会社が、わりと年配の女性が多い職場だったんですけどね。
(70代の方もいました)
それで、昼休みとかになると、
食事中に職場の文句大会になるんですけど、
ずっと同じ文句を言ってるんです。
たぶん10年以上言ってるんじゃないかな?
すごいですよね(笑)
本当に困るなら本人に言うとか、会社に言うとかして改善すればいいんだけれど、それはしない。
でも、なんだかんだで、勤続10年、20年・・。
そういうのって、ちょっと逆に尊敬するような気持ちになることがありました。
まあ、仕事だから嫌だけど辞められなかっただけって話ではあると思うのですが。
でも、
当時一緒に働いていたおばさま方のたくましさというか、ガチャガチャ感が、
会社ってこういうもんなんだなあ、って感じがしました。
私は中学時代から、トーベ・ヤンソンの「ムーミンシリーズ」が好きになって、今でも読み返すことがあるのですが、
ムーミン谷こそ、まさに「太陽」だな!と思います。
それについては長くなりそうなので、
続きは次の記事に書こうと思います。