今更だと思うこと

離婚してもうかなりの時が経過しましたが、今でもあのときもう少し寄り添っていればやり直せたかな? とか、でももう二度と別れたかみさんとは会いたくないなという感情に二分する。

 

離婚時、相手側はお金のことばかり私に言ってきた。養育費を毎月15万円よこせとか、私が買ったマンションの権利を半分よこせとか、子供のことはそっちに置いておいてお金の話ばかりを優先させた。

 

私たちは離婚調停で離婚していたからか、双方、お互いの言いたいことをすべて相手にぶつけてきた。もしもあのとき、養育費も何いらない、子供の親権だけ欲しいと彼女が言ってきたなら、私は離婚後も子供の養育に携わってきたと思うし、わたしは惜しみない援助をしてただろうと思われる。

 

お金のことしか言ってこなかった彼女には、今後一切、関わりたくない。向こうのプラスになることは何ひとつしたくないという気分にさいなまれた。

 

彼女の両親は女系家族でだんなさんを婿養子にもらった家系でもあり、彼女もまた三女で、男の兄弟がいなかった。私たちが喧嘩するたび、両親が私の息子を抱き、離婚してうちの婿養子になるかっていていたのを当時、彼女から聞き、いいようのない怒りを覚えた記憶がある。

 

とにもかくにも、あのとき離婚していなければ、第三の道があったなあとは今でも思う。私は跡取りの息子を失い、それ以来、女性恐怖症になった。後の祭りではある。

 

 

 

 

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