むかしは波瀾万丈な生き方に憧れていましたが…。
最近は歳を取ったのか、めっきりそういう生き方にアレジー反応が起きるようになりまして、平凡が1番いいなあと思うようになりました。
きりきり舞いしたり、どきどきしたり、一発逆転を喜んだり。そういうのはちょっと心臓に悪いかなと思う。
なんか自分の半生ながら、わりと際どいところを歩んできたんだなって改めて思います。
なんか思い出したくもないことを1つ1つ思い出す作業が、結構、体に悪いようで推敲してるだけで体調が悪くなります。
歳を取ったなあと思うことしきりです。
むかしは、イケイケで、恐い物、なかったんですけどね。
自分でも、もう思い出したくない過去なのかもしれません。
でも最後に、どうしても書いて残しておきたいという願望があって、これがWEB作家としての隠れた本性、芸術家を目指す者の宿命なんでしょうね。自分を冷めた目で見る、もう1人の自分に、いやでも気付かされます。
一応、若気の至りって言う奴で、若い人たちの反面教師になればいいかなって思っています。
こんな自分のような人生を歩まないでくださいねっていう、転ばぬ先の杖みたいなもんです。
若い人たちには、どんどん色々なことにチャレンジして欲しいって思うのと同時に、やっぱり踏み越えてはいけない禁忌の扉があるってこと、知っておいて欲しいと思います。