ヘアーモデルになりませんか?(パンチパーマ番外編)。
パンチパーマかけたこと、1回だけあります。
自動車工場にアルバイトに行っていたとき、19歳の頃です。
大学が夏休みで、お金が欲しかったこともあり、高額な自動車組み立てのラインのアルバイトに応募しました。
即、採用になり、一ヶ月くらい経過して、ある日。
自動車工場に行く途中の美容院で、ヘアモデルにならないかと声をかけられます。
聞けば、ヘアコンテストの大会があり、その大会にモデルとして出て欲しいとのことでした。
1週間に何回か通い、結果、私は短髪のパンチパーマになりました。
パンチパーマにした結果、なんか気が大きくなってしまい、自動車工場の帰り、飲み屋で、2人組の相手と喧嘩をします。
一緒に飲んでいた会社のアルバイト仲間は帰ったあとで、私は1人で、飲み屋の呼び込みの女性を口説いていました。
2人組にからまれ、あまりにしつこいのと、かなり酔いが回っていたこともあり、私は手をあげてしまいます。
結果、顔の凹凸がなくなるくらい、殴られ、足で顔面を蹴られました。
まあ、参ったしないで、あのまま逃げてしまえばよかったのでしょうが、あまりにも喧嘩が長引いたので、参ったをしてしまい、土下座させられた挙げ句、顔面を何度も蹴られました。
やっぱり喧嘩なれしていない人間は、喧嘩なんてするもんじゃないですよね。やっぱり最強なのは、戦わずして相手に勝つことじゃないかと思います。
私は鼻がどこにあるかわからないほど殴られ、蹴られ、自動車のアルバイトもやめることになりました。
まあ喧嘩は自分の不徳が成すことなので、仕方ないかも知れませんが、迷惑かけたのは、ヘアーコンテストの大会に参加予定だった、美容師のAさんですよね。
私は後日、車に乗って、ボコボコになった顔で、美容師のAさんに謝りに行きました。
あの頃は何かに苛立っていたというか、瞬間湯沸かし器みたいにかっかしているところがあって。
自分に隙があったのかなと思います。
今は争いごとはなるべくしないようにしています。