子供の頃から生き物を飼い育ててきた。
最初は育てる条件も知らない。
合わなければ最悪命が枯れてしまう。
誰かに教わり考え試してきた。
生き物を飼うのは多くの人が経験しているだろう。
その個体は繁殖できなければそこで命が終わってしまう。

人間は他の生物と違うところがある。
他の生物は繁殖能力が寿命だということ。
命を繋ぐ能力しかプログラムされていない。
人間はそこが違っている。
だから人間は命の他に繋ぐものがあると思っている。
広く伝わるものだと思想や文化などがあるが
ほとんどの人は普通の人。
小さな事でもそれぞれの良さを持っている。
本当に大事なことは気づきにくいと思う。
気づきが遅れるほど繋いだり伝えたりすることが困難になってしまう。
限りある命だからこそ気づいた時が
繋ぐための時ではないだろうか。
失った命を悲しむことはその魂が自分の中に
生き続けるという事じゃないかな。
それも大切な命を繋ぐという意味があると思う。
リレーゾーンは長いほどいい。
ない場合があるかもしれない。
自分なんかと思っていても実はそうじゃない。
生きていれば軌跡はできるもの。
伝えたいことは必ずそこにあります。

もしかしたら無意識に何かを繋いでいるかもしれない。
自然にそれが出来れば大切なものがわかっているという事。
自分自身そう生きられたらいいなと思っている。