不登校になってしまう子供は多いらしい。
私が中学の頃に友達が1人不登校になった。
私の子供が義務教育時代には数人が不登校になっている。
子供が少ない時代で不登校が多くなったのは
複雑な社会が原因かもしれない。

どうしたらいいかわからなくなっている親は多い。
やはり親や大人の目線だけで対応するのは良くないと思う。
自分の子供(娘)も長く体調不良になった経験がある。
不登校にはならなかったが辛い期間は長かったと思う。
最初は学校でいじめが始まりだった。
悪化させたのは私の母親が原因だ。
母は年上の兄の子供(途中まで)や自分の子供(私)を
育てた経験に何故か自信を持っている。
こうすれば大丈夫、これじゃないとダメという思いが強く
子供に合わせた教え方ができなかった。
押し付けが多く、しつこく迫るから
子供を追い込むことになってしまった。
母は自分が間違っているとは思わないので
こちらが止めないと大変な事に。
中学の頃が1番大変で何度も入院した。
高校以降は反発できるようになって
母とは仲は悪いがなんとかなっている。

大変な時期(中学)は自分でも子供から話しを聞くことが
ほとんどできなかった。
言動もこれでいいのだろうかという思いしかなかった。
心に気づいても上手く行動できないもどかしさもあった。
当時は私自身、無力さを感じていた。
でも子供は良い道を選んでくれたので
それ以上悪くならなくて本当に良かった。

普段から子供の話しを聞くのに親目線は持ちつつ
子供と同じ目線も必要だと感じていた。
思いっきり目線を下げなければならない時もある。
子供が話しをしてくれない時はその子が
何か守らなければならないものがあると思う。
本当の事を話さない鍵はそれじゃないかと。
親風を吹かしたら子供は息を止めてしまうだろう。
子供に呼吸を合わせて会話しないと
心の中は聞きだせないと思う。