筋肉の覚え方シリーズ第三弾は神経の覚え方です。再三にわたり1つの筋肉に対して起始停止、作用、神経を1個ずつ覚えていた私は結局定期テスト終わりにすべて水に流してしまいました。そりゃ短期記憶勝負で挑んでいたわけですからそうなります。
神経の場合は神経の走行をを覚えてしまえば大体覚えられます。例えば前腕の神経だとしたら、前腕の前面は正中神経、後面は橈骨神経、小指側は尺側神経と覚えちゃいましょう。そうしたらほぼ覚えたようなもんです。後は二重神経支配だけ繰り返し暗記すれば神経支配の領域はほとんど認識したようなもんです。大腿であれば内転筋は閉鎖神経、後面は坐骨神経、前面は大腿神経といったように、大枠を捉えましょう。
国家試験ではそこまで細かい神経は出てきません。下腿に関しても総腓骨神経から分岐して下腿前面に深腓骨神経、外側は浅腓骨神経、後面は脛骨神経です。
活字だけだとイメージつきにくいと思うので、その時にはイラストを書く、解剖学の教科書と見比べてみる。それで神経はオッケーです。
ここまで理解できれば後は暗記して、最後に確認で何もみないで骨を書いて、神経の走行、起始と停止の場所を結ぶ、そして起始部と停止部が近づいたらどんな運動になるかを考えて国家試験レベルの問題は大体解けます。もちろん頸部や肩甲帯、体幹は記載を省きましたが考え方は同じです。
前腕の筋肉が覚えられない場合、屈筋と伸筋それぞれ何個あるか書き出してみると良いです、意外と覚えられそうな数しかないと思います。自分の経験上、あとでやればいいやと考えてしまうことが多かったのですが、そうゆうことに限って時間ギリギリになって始めたりやらなかったりで自分の首を自ら絞めていた記憶しかいなかったです笑