こんにちは。
ばばーるです。

先日、朝起きたら夫から
「ばばーる、今日はパンケィクディだよ。」
と言われました。

セインズベリー(近所のスーパー)でパンケーキが安いのかなと思ったら、違いました。
2/9はパンケーキデーという、キリスト教の節分みたいな行事らしいです(日程は冬至みたいに毎年変わるそうです)。
なんか縁起物としてパンケーキを食べなければいけないとのこと。
炭水化物は日頃控えてる我ら夫婦ですが(二人とも中年なので腹につきます)、縁起物なら仕方ない。
夕飯のデザートはパンケーキにすることにしました。

こっちのパンケーキミックスは洗剤の入れ物みたいな容器に入っています。


店員さんは見てるだけで、取りやすい位置に移動させませんでした。
うちらだけでなく後からきたお客さんも這いつくばって取ってました。
これが英国接客クオリティ。

こちらのパンケーキの見た目、ほぼクレープ。
ホットケーキミックス薄めてクレープっぽいものを作りましたって感じ。
イギリスだけじゃなくてヨーロッパは薄いパンケーキが主流みたいで。
パンケーキデーのはくるくる巻いて食べることが多いそうなので、恵方巻きっぽいですね。

うちのコンロはIHだから火加減難しくて、破れまくりました。
 
 

夫作。コンロがIHなので上手く焼けなかったらしい。 #イギリス #パンケーキデー #pancakeday

ばばーるさん(@bavaaal)が投稿した写真 -


レモン搾った上に砂糖かけるのがイギリス風。
夫はさらにバナナも乗せます。 

うちらのがあまりにも下手くそすぎなのを見かねて、同じシェアハウスのインド姉さんが焼いてくれました。
インド姉さんは火加減も把握してて破らずに上手にひっくり返していました。
さすがです。
デコレーションは私です。
スマイルマークのつもりですがセンス皆無なためラズベリーソースが脳漿飛び散ってるみたいになりました。

インド姉さんはパンケーキデーの由来も教えてくれました。
パンケーキデーはキリスト教徒のレントという断食の時に禁止される栄養価の高い食べ物を、断食前日に思い切り食べたことが始まりだそうです。
詳しくはwikiで。

「レント(断食)の期間は禁欲的な生活を送るのよ…もちろんファ◯クも禁止されてるわ…ふふ。」

インド姉さんはたまに艶っぽいことを言います。

パンケーキデーについて調べていると、この日ロンドンではパンケーキレース
なるものも行われているそうです。
パンケーキを焼いていた主婦が教会の礼拝に遅れそうになったためフライパン持ったまま外に出たのが由来とか。

日本だったらパンケーキくわえたJKが「んー、遅刻遅刻~」と曲がり角を曲がった瞬間イケメンとぶつかり、教室に入ったら「あ!今朝の感じ悪いやつ!」「パンケーキ女!」「なんですってー!」って感じで恋が始まりそうですね。
BBCのサイトで今年のパンケーキレースの動画もあがってました。

日本に帰ったらイギリス風パンケーキ屋を経営してパンケーキデーには巻いたパンケーキを恵方向いて食べ、
イギリスのJKは遅刻しそうになったらパンケーキくわえて走るというデマを流したいなと思いました。
うそです。

それじゃ。