つづき
お金のことはひと段落
そんなこんなで日にちが経つにつれて
私のお腹も日に日に大きく膨れていきました。
上向きではしんどくて寝れないし、横向いて
それもしんどくなってきて座って寝てました。
それに伴って、お腹を見るのが怖くて怖くて
お風呂に入るときが1番怖かったです。
自分のお腹を洗うときにどうしても触らないといけないから、膨れてるお腹を目の当たりに。
見ないように見ないように過ごしているのに。
なので、お風呂に入るのも夜暗くなってからは嫌で、お昼間に入ってました。
これが「恐怖」なんだと思いました。
ものすごく「死」というものに敏感で
息子と最後の映画鑑賞になるかもしれないと思って行ったアニメの戦闘シーンもとてもとても怖かったです
映画選びを失敗しました
お金のこと以外でもう一つのすること。「連絡」
受診までに休んで迷惑をかけてしまっている職場の人や学生時代からの友人、通っているテニススクールへ連絡。
テニススクールは2つ行っていたので、一つは遠方でそちらは退会させていただいて、もう一つの近所のスクールは休会扱いにしていただいて、必ず戻ってきてください！って言っていただいて
本当に感謝🥲
コーチにも挨拶をと思って伝えると「大丈夫！生きろっ！」って心強い励ましをいただきました。
子どもも同じスクールに通っているので、担当コーチには伝えて、よろしくお願いします。と挨拶しておきました
テニスはさすがにもうできないと思っていたので
涙ながらの挨拶となりました。
そして会いたいと思う人に連絡をしていたら
仲間の輪が拡がっていきました
この輪がこれから私の転機を一気に好転させていくとはこのときまだ思いもしなかった。
看護学生時代の仲間
学生時代は医大生と共にクラブ活動ができて
学生時代は青春のごとく、学生時代を過ごしました。いろんなことがあったけど、楽しかった
共にその時間を共有した大切な仲間はアラフィフになって、みんな頼りにされる看護師、医師に成長していました。
その中の一人に連絡。そしたら、昔の動画をくれて
それを見たら、しばらく連絡を取っていなかった大好きだった人にも会いたいと思って、連絡をしてみました。ここら連鎖が始まりました。
その人に連絡してら、すぐに返事をくれて、会おうって、なんでも言うてくださいって。言ってくれる
嬉しい
そして、婦人科には学生時代の仲間がいるからと。すぐに彼に連絡をしてくれて
卵巣がんならなんとかなる！って言ってると
その先生に取り合ってくれた。
とてもとても心強くて、嬉しくて
少し張り詰めていた心が緩んだ気がした。
次の日の夕方、病院から着信が入っていたので
急いでかけ直した。
そしたら、10月12日予定の手術を10月3日に変更。それに伴って、術前検査もすべてリスケジュールしていただいて。
急遽、主治医変更、その診てくれるって言うてくれた仲間の先生
実はその日、お腹がしんどいので腹水を抜いてもらいに外来を受診。腫瘍が大きすぎて刺すところがなくて危ないので腹水は抜けませんと言われて、がっかりして帰ってきたところだったので、手術が早まってとても嬉しかった
それだけでも感謝感謝でした。
つづく