恋愛経験が少ないからなのか、生来持って生まれた気質からなのか、よく恋愛とは?と考えてきました。
 自分の備忘録としてもここに文章で残しておこうと思います。後で見返して黒歴史になるか、自分の思想の変化を楽しめるか、見ものですね。

 ここの文章は全て音楽すらまともにできない音大の駄考です。素人意見なので間違ってたら優しく教えてください。怒らないで……

恋愛は自由意志に基づくか
 「あの人の優しさに惹かれて」「見た目がタイプだったから」云々云々……
なぜその人と付き合ったのか聞くと、それっぽい「理由」を並べてくる人がいます。「理由」があったからこそ、自分の意志でこの人を選んだのだと、そんな気概を感じますね。

 さて、人間が恋愛をしている時、肉体には様々な変化が起きています。例えば

①PEAの分泌

 PEA(フェニルエチルアミン)には前頭葉の働きを抑制する作用があり、論理的思考力や認知に歪みが出た結果、『恋は盲目』と呼ばれる状態に陥るのでしょう。

②アドレナリンの分泌

 アドレナリンが分泌されると心拍数が上昇します。この時、充分に冠動脈が拡張されないと、軽い狭心症のような痛みを引き起こします。『胸がキュンとする』と言う奴です。

③セロトニンの分泌量の減少

 未解明の部分が多いものの、セロトニンの分泌量の減少は鬱や不眠症と関連があるとされ、恋愛をしている人間にもその傾向が見られるそうです。「あの人のことを思うと眠れない」のも、恋愛している人が情緒不安定なのも、セロトニンが足りてません。


 リベットが行った自由意志の存在に関する実験等に感化された数年前の僕はこれらの話を聞いた時に
「恋愛したから肉体に変化が出たのではなくて、肉体的な変化を我々の意識が認識した時に『恋愛』が発生しているのでは?」
と仮説を立てました。勝手に肉体が生殖相手を見つけ、肉体的な変化を起こす。それを追認する形で恋愛感情が存在するのでは、というわけです。
自分の意志とは関係なく、勝手に恋愛が始まる。「恋に落ちる」とはよく言ったものです。恋には抗えない。

 しかし、そうだとしたら冒頭で挙げた、「理由」がきっかけで恋愛をしている人間、すなわち自身の自由意志に基づいて恋愛をしていると主張する人間はどういう訳なのでしょう。それっぽい理由をつけて、その人に惚れた自分を正当化しているのでしょうか?

 自由意志の存在は未だに決着がついていない議題ですし、彼らの言い分が正しいのかも知れません。まあ、なんにせよ、感情や肉欲赴くままに恋愛をするのも楽しそうでよいことです。でも巻き込まないで。


【余談】
 上で挙げたPEAの分泌は1年半〜3年で止まるそうです。ある相手と生殖や子育てを終えたら、違う相手とまた生殖をする。
原始人類が遺伝子の多様性を求めた結果、身についた本能だそうです。というかオシドリみたいな例外以外大体そうですよね。

なるほど……(大学の同期を見ながら)